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NordVPNのプラン選び|ベーシック・コンプリート・エリートの違い

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NordVPNの料金ページを開いたら、ベーシックとコンプリートとエリート、という3つが並んでいて、それぞれ月いくらと書いてある。そこで申し込みボタンの前で手が止まったこと、ないですか。VPNが使えればいいだけなのに、上のやつにすると何がよくなるのかよく分からない。かといって安いのにして、あとから「それは上じゃないと付いてない」となったら嫌だ。しかも、その月いくらがいつまでの値段なのか、あとで上がったりするのかも、ページを眺めただけでは分からない。で、結局どれを押せばいいのか。高いほうが良さそうに見えて、つい目がいってしまう気持ちは、私もよく分かります。では、3つのプランで何が変わるのかから、選び方、値段の見方まで、ざっくり読んでいきます。

結論|使う機能で選ぶ。VPNだけはベーシック、固定IPまで要るならエリート

NordVPNの3プランは、VPN本体の中身(速度・同時接続10台・特殊サーバー等)はどれも共通で、コンプリート以上になるほど「VPN以外のセキュリティ機能」が積み増しされる設計です。VPN機能だけで足りるならベーシックで十分。マルウェア対策・パスワード管理・クラウドストレージまでまとめて持ちたいならコンプリート、固定IPまで必要ならエリート、という順に「自分が実際に使う機能」で選べば、持て余す機能にお金を払わずに済みます。以下、公式サイトの料金ページと公式サポートの説明をもとに、3プランの違いと価格表示の読み方、具体的な利用場面ごとの選び方を解説します。

自分が使う機能は?

VPN本体の中身は3プラン共通。違いは「VPN以外のセキュリティ機能」をどこまで求めるかです。

VPNの機能だけ

ベーシックで十分(メールアドレス最大5件のダークウェブモニタリングは標準で付きます)

セキュリティ機能もまとめたい

コンプリート。マルウェア対策・パスワード管理・クラウドストレージもまとめて持てます

固定IPまで必要

エリート。コンプリートの内容に固定IPが加わります

みつき

選ぶ基準は「自分が実際に使う機能」です。使わない機能にお金を払わずに済みます。

3プランで何が変わるか(機能比較表)

NordVPN公式サイトの料金ページに掲載されている比較表をもとに、3プランの機能差を整理すると次のとおりです(○=含まれる、×=含まれない)。

機能 ベーシック コンプリート エリート
安全かつ高速なVPN ○ ○ ○
一度に10台のデバイスを保護 ○ ○ ○
30日間返金保証 ○ ○ ○
詐欺・フィッシング対策 ○ ○ ○
ダークウェブモニタリング(メール最大5件) ○ ○ ○
次世代のウイルス対策(マルウェア対策・ブラウジング保護) × ○ ○
広告とトラッカーブロック × ○ ○
無制限の迷惑メール対策 × ○ ○
迷惑電話対策 × ○ ○
迷惑SMS対策 × ○ ○
クロスプラットフォーム対応のパスワードマネージャー × ○ ○
1TBの暗号化クラウドストレージ × ○ ○
ダークウェブモニタリングPro™(メール・電話・カード・マイナンバー) × ○ ○
固定IP × × ○

ここで見落とされがちなのが、ベーシックプランにも「ダークウェブモニタリング」(メールアドレス最大5件の監視)が標準で含まれている点です。ベーシックは「VPNだけ」ではなく、「VPN+最低限の漏えい監視」までがセットになっており、コンプリート以上で追加されるのは、マルウェア対策・広告とトラッカーブロック・迷惑メール/電話/SMS対策・パスワードマネージャー・クラウドストレージ・監視対象を拡張した「ダークウェブモニタリングPro™」です。エリートはこれに固定IPが加わります。

出典: NordVPN公式サイト料金ページ(nordvpn.com/ja/pricing/)。

ベーシック・コンプリート・エリートの3プランを月額と機能で比べた料金表
料金ページに掲載されている機能比較表です。出典:https://nordvpn.com/ja/pricing/

みつき

ベーシックは「VPNだけ」ではなく、最低限の漏えい監視までセットになっています。

選び方の手順(3ステップ)

申し込み前に「何を基準に選ぶか」を決めるための3ステップです。

  1. 1

    欲しいのはVPNだけか、セキュリティ機能一式か

    VPNだけならベーシックで候補が固まります。

  2. 2

    固定IPまで必要かを考える

    不要ならコンプリート、必要ならエリートが候補です。

  3. 3

    契約期間と、初回価格・更新価格を見る

    プランが決まったら、契約期間を選びます。

ステップ1: 欲しいのはVPNだけか、「セキュリティ機能一式」かを考える

まず、自分が今回NordVPNに求めているのが「通信を暗号化してVPN接続する機能そのもの」だけなのか、それとも「マルウェア対策やパスワード管理までまとめて一本化したい」のかを言葉にしてみてください。前者ならベーシックの時点で候補が固まります。後者であれば、次のステップ2に進みます。

すでにウイルス対策ソフト(マルウェア対策)やパスワードマネージャー(1Password・Bitwarden等)、クラウドストレージ(Google One・iCloud等)を別途契約している場合は、コンプリート以上を選んでも機能が重複するだけになりがちです。この場合はベーシックのほうが無駄がありません。

ステップ2: セキュリティ機能が欲しいなら、固定IPまで必要かを考える

ステップ1で「セキュリティ機能一式が欲しい」と決まった場合、次に確認するのは「固定IP(専用のIPアドレス)が必要かどうか」です。固定IPは、IPアドレスをあらかじめ登録(ホワイトリスト登録)しておく必要がある社内システムや金融サービスへのアクセスで役立つ機能です。プライバシー保護・公衆Wi-Fi対策・動画配信サービスの利用といった通常のVPN利用では、出番の少ない機能です。

固定IPが不要であればコンプリート、必要であればエリートが候補になります。それぞれの機能の中身は、次の「機能の中身を確認する」で詳しく説明します。

ステップ3: 契約期間と、初回価格・更新価格の両方を確認してから申し込む

プランが決まったら、最後に契約期間(2年・1年・1か月)を選びます。契約期間が長いほど月あたりの単価は下がりますが、その安さは「初回契約時だけの価格」であり、契約更新後は別の価格に切り替わります。ここで初回価格だけを見て申し込むと、更新時に「思っていたより高い」と感じることになりがちです。具体的な読み方は、後述の「価格表示の読み方」で数値を使って説明します。

  1. 1契約期間(2年・1年・1か月)を選ぶ
  2. 2安い月額は初回契約時だけの価格
  3. 3契約更新後は別の価格に切り替わる

初回価格だけを見て申し込むと、更新時に「思っていたより高い」と感じることになりがちです。

この3ステップを順番に埋めていけば、自分の利用場面に合ったプランを選べます。公式サイトで「一番人気」と表示されているコンプリートプランも、実際に使う機能があるかどうかで選ぶのがおすすめです。

みつき

「一番人気」の表示ではなく、実際に使う機能があるかどうかで選ぶのがおすすめです。

青い机でバインダー式のノートにペンで書き込む手元とノートパソコン

機能の中身を確認する(コンプリート・エリートで増える項目)

料金ページの比較表は機能名だけが並んでいて中身がイメージしにくいため、公式サポートの説明をもとに、コンプリート・エリートで追加される主な機能の中身を確認しておきます。

ダークウェブモニタリング/Pro™

登録した情報を継続的に監視し、データ漏えいの被害に遭っていないかをアラートで知らせます。

ウイルス対策・広告とトラッカーブロック

コンプリート以上で使えます。ファイルをスキャンしてマルウェアを検出し、悪意のあるサイトをブロックします。

迷惑メール・電話・SMS対策

コンプリート以上で追加されます。詐欺やスパム、フィッシングの可能性を見分けます。

パスワードマネージャー(NordPass)

ログイン情報の保存、フォームの自動入力、強力なパスワードの生成ができます。

クラウドストレージ(NordLocker)

ファイルを暗号化したフォルダに保存・共有できます。

固定IP(エリート)

自分専用の固定されたIPアドレスを使える機能です。

ダークウェブモニタリング/ダークウェブモニタリングPro™

ダークウェブモニタリングは、登録したメールアドレスなどの情報を継続的に監視し、データ漏えいの被害に遭っていないかを確認してアラートを送信する機能です。ベーシックを含む全プランでメールアドレス最大5件まで監視できます。コンプリート・エリートに含まれる「ダークウェブモニタリングPro™」は、この監視対象を、メールアドレス最大8件・クレジットカード番号最大2件・国民識別番号(マイナンバー等)最大2件・電話番号1件まで拡張したものです。クレジットカード番号と国民識別番号はハッシュ化して保存される点も公式サポートで案内されています。

5件

ベーシックを含む全プランで監視できるメールアドレス

8件

Pro™で監視できるメールアドレス

2件

Pro™で監視できるクレジットカード番号

2件

Pro™で監視できる国民識別番号

1件

Pro™で監視できる電話番号

出典: NordVPN公式サポート「ダークウェブモニタリングPro™とダークウェブモニタリングについて」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/40005698694801)。

次世代のウイルス対策(脅威対策Pro™)・広告とトラッカーブロック

コンプリート以上で使えるようになる「次世代のウイルス対策」は、公式サポートの機能一覧でいう「脅威対策Pro™」にあたり、ファイルをスキャンしてマルウェアを検出し、悪意のあるウェブサイトをリアルタイムでブロックする機能です。料金ページの比較表では、この枠と並んで「広告とトラッカーブロック」も独立した項目としてコンプリート以上に含まれると案内されています。ベーシックプランには、この次世代ウイルス対策・広告とトラッカーブロックのいずれも含まれません。

出典: NordVPN公式サポート「NordVPNの機能」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19559429814545)、NordVPN公式サイト料金ページ(nordvpn.com/ja/pricing/)。

迷惑メール対策・迷惑電話対策・迷惑SMS対策

料金ページの比較表によれば、コンプリート以上では「無制限の迷惑メール対策」(メール内のフィッシング詐欺・マルウェア・悪質リンクからの保護)、「迷惑電話対策」(電話に応答する前に詐欺やスパムの可能性を見分ける)、「迷惑SMS対策」(詐欺・スパム・フィッシングのSMSを見分ける)の3つが追加されます。

迷惑電話対策(公式サポートでは「通話保護」とも呼ばれます)は、Androidユーザー向けの機能として公式の機能紹介記事で説明されている一方、通話保護のトラブルシューティング記事はiOS・Android両方の設定手順を案内しており、対応OSの範囲は記事によって書きぶりが異なります。迷惑SMS対策についても、料金ページの表記ではAndroid限定を示唆する注記がありましたが、iOSでの扱いは確認できていません。

通話保護を有効にする際は、OS側の権限設定(iOSなら「設定」→「電話」→「通話ブロックと識別」、Androidなら「デフォルトアプリ」の発信者ID・スパムアプリ設定など)を許可する必要があり、これらの権限が外れると迷惑電話が引き続き着信したり、正当な通話が誤ってブロックされたりすることがあると公式サポートは案内しています。

対応OSの範囲

迷惑電話対策(通話保護)は、公式サポートの記事によって対応OSの書きぶりが異なります。迷惑SMS対策のiOSでの扱いは、確認できていません。

出典: NordVPN公式サポート「NordVPNの機能」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19559429814545)、「NordVPNの通話保護が機能しない」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/47174369244177)、NordVPN公式サイト料金ページ(nordvpn.com/ja/pricing/)。

クロスプラットフォーム対応のパスワードマネージャー(NordPass)

コンプリート以上に含まれるパスワードマネージャーは、NordVPNと同じNord Securityが開発する「NordPass」です。ログイン情報の保存、フォームの自動入力、プライベートメモの安全な保管、強力なパスワードの生成といった機能を持ち、NordVPNと共通の「Nordアカウント」からアクセスできます。専用アプリまたはブラウザ拡張機能をインストールし、Nordアカウントでログインするだけで使い始められると案内されています。

  1. 1専用アプリまたはブラウザ拡張機能をインストールする
  2. 2Nordアカウントでログインする
  3. 3ログイン情報の保存や自動入力を使い始める

出典: NordVPN公式サポート「NordPassでパスワードマネージャーを設定する方法」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/33467690873105)。

1TBの暗号化クラウドストレージ(NordLocker)

コンプリート以上に含まれるクラウドストレージは、同じくNord Securityの「NordLocker」です。ファイルを暗号化した「Locker」というフォルダに保存・共有できるツールで、パスポートや身分証明書の写真、法的書類、医療・税金関連の情報など、機密性の高いファイルを保護する用途を公式サポートは想定しています。他の人へのアクセス権限は、共有する側が個別に付与しない限り発生しません。こちらもNordアカウントを通じて利用できます。

みつき

パスポートや身分証明書の写真など、機密性の高いファイルを保管したい人にはNordLockerが向いています。

出典: NordVPN公式サポート「NordLockerで安全なクラウドストレージを設定する方法」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/33436996432913)。

固定IP(エリートのみ)

固定IPは、自分専用の固定されたIPアドレスを使える機能で、IPアドレスをあらかじめ登録(ホワイトリスト登録)しておく必要があるサービスへのアクセスに役立つと公式の機能一覧で説明されています。通常のVPN利用では接続のたびにIPアドレスが変わりますが、固定IPを使うとその都度同じIPアドレスから接続することになります。エリートプランでは申し込み画面(チェックアウト)でこの固定IPを追加する形になるため、契約時に選択の有無を確認しておくとよいでしょう。

なお、公式サポートの購入方法の案内によれば、固定IPは新規契約時のチェックアウト画面にある「オプションのサービスを追加(任意)」からプランを問わず追加でき、既存ユーザーもNordアカウントから追加購入できると説明されています。つまり固定IPは、本来はプランに関係なく追加できる有料オプションという位置づけで案内されているようです。料金ページの比較表でエリートのみ「○」表示になっているのは、エリートの基本料金にあらかじめ固定IPが含まれているためと考えられます。固定IPだけが目的で、マルウェア対策やパスワード管理までは不要という場合は、エリートを契約する前に、ベーシックまたはコンプリート+固定IPの追加購入と、エリート単体の総額を比較しておくと、無駄のない選び方につながります。

固定IPだけが目的で、マルウェア対策やパスワード管理は不要?

エリートを契約する前に、総額を比べます。

ベーシックまたはコンプリート+固定IPの追加購入

新規契約時のチェックアウト、または既存ユーザーのNordアカウントから追加できます

エリート単体

料金ページの比較表では、エリートのみ固定IPが「○」です

選び方

2つの総額を比較して、無駄のない方を選びます

出典: NordVPN公式サポート「NordVPNの機能」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19559429814545)、「固定IPアドレスの購入方法」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19484196251921)、NordVPN公式サイト料金ページ(nordvpn.com/ja/pricing/)。

専用の固定IPアドレスを購入時のオプションとして追加する手順を示した画面
固定IPアドレスの購入方法を案内する公式サポート記事です。出典:https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19484196251921

価格表示の読み方(初回価格と更新価格)

NordVPNの料金ページを見るときに一番混乱しやすいのが、「月あたりの表示価格」「実際に請求される金額」「契約更新後の価格」の3つが別々に存在する点です。仕組みを、確認できた表示例の数値を使って説明します(価格は変動するため、以下は確認時点の表示例です)。

3つのプランの月額料金と割引率、購入ボタンを並べた料金カード
料金ページの価格表示の例です。月あたりの金額と、最初の27か月の支払額が並んで表示されます。出典:https://nordvpn.com/ja/pricing/

「2年プラン」は実際には最初の27か月

料金ページの初期表示は「2年プラン」ですが、これに「+3か月延長」という表示が付いており、実質的には最初の27か月がキャンペーン価格の適用期間になります。この27か月が終わると、1年ごとの自動更新価格に切り替わります。

最初の27か月(2年プラン+3か月延長)

キャンペーン価格の適用期間です

28か月目以降

1年ごとの自動更新価格に切り替わります

帯の長さは、最初の27か月と、その後の1年(12か月)の比率です。

月あたりの表示額は「初回支払額 ÷ 27か月」

たとえばコンプリートプランの場合、確認時点の表示は次のようになっていました。

  • 月あたり表示: ¥680/月
  • 最初の27か月の支払額: ¥18,360(取り消し線付きの元値は¥78,030)
  • 更新価格: ¥34,680/年
  • 割引表示: 76%割引

一見バラバラに見えるこの4つの数字は、次のように結び付いています。

  1. 更新価格(年額)を27か月分に換算すると、取り消し線が付いた「元値」と一致します。コンプリートの例では、更新価格の年額34,680円を27か月(2.25年)分に換算すると78,030円になり、表示されている元値と一致します。
  2. 実際に支払う最初の27か月分の金額(18,360円)は、この元値78,030円から割り引かれた金額です。
  3. 割引率(76%)は、この「元値(=更新価格を27か月分に換算した額)」と「初回支払額」を比較して算出されています。つまり割引率は、他社や定価とではなく、自社の更新後価格と比較して算出されたものです。
  4. 月あたりの表示額(680円)は、初回支払額18,360円を27か月で割った金額です。

更新価格(年額)34,680円を27か月(2.25年)分に換算

78,030円になり、取り消し線が付いた元値と一致します。

初回支払額

元値78,030円から割り引かれた18,360円

月あたり表示

18,360円 ÷ 27か月 = 680円

割引率76%

元値と初回支払額を比較して算出

割引率の意味

他社や定価との比較ではなく、自社の更新後価格と比べた割引率です

みつき

月あたりの安さは、契約から27か月間だけのもの。その先は更新価格に切り替わります。

同じ計算は、ベーシック(月あたり580円=初回15,660円÷27か月、更新21,960円/年)、エリート(月あたり980円=初回26,460円÷27か月、更新45,960円/年)でも成り立ちます。つまり、「月あたりの安さ」は契約から27か月間だけのものであり、その先は更新価格に切り替わります。

表で整理すると次のとおりです。

プラン 月あたり表示 最初の27か月の支払額 更新価格(年額)
ベーシック ¥580/月 ¥15,660 ¥21,960/年
コンプリート ¥680/月 ¥18,360(元値¥78,030、76%割引) ¥34,680/年
エリート ¥980/月 ¥26,460 ¥45,960/年

最初の27か月の支払額

ベーシック

¥15,660

コンプリート

¥18,360

エリート

¥26,460

更新価格(1年あたり)

ベーシック

¥21,960

コンプリート

¥34,680

エリート

¥45,960

バーの長さは、各グループ内で最も高いエリートを基準にした比率です。

契約期間は3種類、今回確認できたのは2年プランの表示のみ

NordVPNの契約期間は2年・1年・1か月の3種類から選べますが、今回確認できた料金ページの表示は、初期表示である2年プランの価格のみです。1年プラン・1か月プランの月あたり価格は、契約期間のプルダウンを切り替えることで別途表示されます。月払いにしたい場合は1か月プランを選ぶ必要があり、2年・1年プランはいずれも契約時の一括払いになります。どの契約期間・どのプランを選んでも、同時接続台数(10台)と返金保証の期間(初回契約から30日間)は共通です。

出典: NordVPN公式サイト料金ページ(nordvpn.com/ja/pricing/)。

ExpressVPNの料金を同じ見方で確かめたいときは、3プランを並べたExpressVPNの料金と評判もあわせてどうぞ。

具体的な利用場面で見る「損をしない」プラン選び

ここまでの機能差・価格の読み方を踏まえて、実際の利用場面ごとに「どのプランを選ぶと損をしないか」を具体的に整理します。複数の場面に当てはまる場合は、より上位のプランに寄せて考えるとよいでしょう。

早見表にすると次のとおりです。

該当する人(利用シーン) おすすめプラン
カフェや駅などの公衆Wi-Fiで通信を暗号化したいだけの人 ベーシック
すでにウイルス対策ソフト・パスワードマネージャー・クラウドストレージを別サービスで契約済みの人 ベーシック
家族のスマホ・PCをまとめて10台前後カバーしたいだけの人 ベーシック
見慣れない番号からの営業電話や詐欺を疑うSMSが増えてきた人 コンプリート
フィッシングメールやマルウェアを含む広告・悪質サイトへの対策をVPNとセットでまとめたい人 コンプリート
パスワード管理ツールをまだ契約しておらず、これを機に導入したい人 コンプリート
オンライン上の重要書類を暗号化して保管したい人 コンプリート
クレジットカード番号やマイナンバーまで含めて漏えい監視をしたい人 コンプリート
リモートワークや副業先のシステムでアクセス元IPアドレスをホワイトリスト登録する必要がある人 エリート
海外拠点や海外出張時に日本の銀行・証券口座への不正ログイン警告を避けたい人 エリート

ベーシックで十分

公衆Wi-Fiで通信を暗号化したいだけの人。別サービスを契約済みの人。家族のスマホ・PCを10台前後カバーしたいだけの人。

コンプリートが合う

迷惑電話・SMSが増えた人。VPNとセットでフィッシングやマルウェア対策をまとめたい人。パスワード管理やクラウドストレージも導入したい人。

エリートが合う

アクセス元IPアドレスのホワイトリスト登録が必要な人。日本の銀行・証券口座へのアクセス元IPを一定に保ちたい人。

ベーシックで十分なケース

  • カフェや駅などの公衆Wi-Fiで、通信を暗号化したいだけの人。ネットバンキングやオンラインショッピングをするときにVPNを挟みたい、という用途であれば、ベーシックのVPN機能とダークウェブモニタリング(メール5件まで)で足ります。
  • すでにウイルス対策ソフト・パスワードマネージャー・クラウドストレージを別サービスで契約済みの人。たとえば市販のセキュリティソフトと1Password・Bitwarden、Google OneやiCloudなどをすでに使っている場合、コンプリート以上を選んでも機能が重複するだけです。この場合はベーシックを選び、重複分の費用を払わないほうが合理的です。
  • 家族のスマホ・PCをまとめて10台前後カバーしたいだけで、マルウェア対策やパスワード管理までは求めていない人。同時接続台数はベーシックも含め全プラン共通10台のため、台数を理由に上位プランを選ぶ必要はありません。

コンプリートが合うケース

  • 見慣れない番号からの営業電話や、詐欺を疑うSMSが増えてきた人。迷惑電話対策・迷惑SMS対策はコンプリート以上の機能で、通話に出る前に詐欺・スパムの可能性を見分けられます。高齢の家族のスマホに設定してあげたい、という使い方でも候補になります。
  • フィッシングメールやマルウェアを含む広告・悪質サイトへの対策を、VPNとセットでまとめたい人。次世代のウイルス対策・広告とトラッカーブロック・無制限の迷惑メール対策がまとめて手に入ります。
  • パスワード管理ツールをまだ契約しておらず、これを機に導入したい人。NordPassが追加費用なしで使えるため、単体でパスワードマネージャーを契約するより一本化できる可能性があります。
  • オンライン上の重要書類(身分証明書の写真、契約書、医療・税務関連のファイルなど)を暗号化して保管したい人。1TBのNordLockerクラウドストレージが使えます。
  • クレジットカード番号やマイナンバーまで含めて漏えい監視をしたい人。ダークウェブモニタリングPro™で監視対象がメール以外にも広がります。

エリートが合うケース

  • リモートワークや副業先のシステムで、アクセス元IPアドレスをホワイトリスト登録する必要がある人。固定IPを使えば、毎回同じIPアドレスから接続できます。
  • 海外拠点や海外出張時に、日本の銀行・証券口座へ普段と異なるIPアドレスからアクセスして不正ログイン警告が出るのを避けたい人。固定IPを使うことで、アクセス元IPを一定に保ちやすくなります。

固定IPだけが目的で、マルウェア対策やパスワード管理は不要という場合は、前述の「固定IP」の項目で触れたとおり、ベーシックまたはコンプリートに固定IPを追加購入する場合の総額と、エリート単体の総額を比較してから選ぶことをおすすめします。

みつき

複数の場面に当てはまるなら、上位のプランに寄せて考えると決めやすくなります。

カフェのテーブルでノートパソコンのキーボードを打つ手元とラテのグラス

「なんとなく人気だから」で選ぶと起きがちなこと

コンプリートプランには「一番人気」という表示が付いていますが、これは前述のとおりNordVPN公式サイト側の表示です。VPN機能だけで十分な用途なのに、表示につられてコンプリートやエリートを選んでしまうと、使わない機能(マルウェア対策・パスワード管理・固定IP等)にまで料金を払い続けることになります。逆に、迷惑電話・迷惑SMS対策やパスワード管理をまとめたいと思っているのにベーシックを選んでしまうと、後から必要な機能が使えないことに気づくことになります。申し込み前に、本記事の「選び方の手順」に沿って、自分が実際に使う機能を書き出してから選ぶことをおすすめします。

ここが結論

選ぶ基準は「一番人気」の表示ではなく、自分が実際に使う機能です。

NordVPN公式サイトを見る

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注意点|更新後の価格、ダウングレードの扱い、返金保証は初回のみ

更新後の価格を契約前に確認する

前述の「価格表示の読み方」のとおり、初回契約時に表示される安い価格は、最初の27か月(2年プランの場合)だけのものです。契約が自動更新されると、1年ごとの更新価格に切り替わります。「月あたりの安さ」だけを見て契約期間を選ぶのではなく、更新後の価格まで確認したうえで、自分にとって続けやすい契約期間かどうかを判断することをおすすめします。

プランのアップグレードはできるが、ダウングレードの扱いは要確認

NordVPN公式サポートには、ベーシックからコンプリートへのように、サブスクリプションをより高額なプランへアップグレードする手順が案内されています。Nordアカウントの「利用可能なプラン」から新しいプランと期間を選んで支払いを完了する流れで、すでにサービスを契約中の場合は、購入すると現在のサービスに追加期間が上乗せされる仕組みです。一方、上位プランから下位プランへのダウングレード(例: コンプリートからベーシックへ変更)の具体的な扱いについては、公式サポートに明記された記事が見当たりませんでした。

返金保証は契約期間・プラン共通だが「初回契約のみ」が対象

30日間の返金保証は、ベーシック・コンプリート・エリートのどのプラン、どの契約期間でも共通で用意されています。ただし、これは新規契約(初回購入)に対する保証であり、契約が自動更新された後の期間は対象外です。返金の申請方法・購入経路ごとの窓口の違いについては、姉妹記事「NordVPNの返金保証で解約・返金する手順」で詳しく解説しています。

アップグレード

Nordアカウントの「利用可能なプラン」から新しいプランと期間を選んで支払います。契約中の場合は現在のサービスに追加期間が上乗せされます。

ダウングレード

上位プランから下位プランへの変更の具体的な扱いは、公式サポートに明記された記事が見当たりませんでした。

返金保証

全プラン・全契約期間で30日間。対象は初回購入のみで、自動更新後の期間は対象外です。

よくある質問|アップグレード・固定IPの追加・迷惑電話対策

Q. あとからベーシックをコンプリートやエリートに変更できますか?
A. できます。NordVPN公式サポートには、サブスクリプションをより高額なプランへアップグレードする手順が案内されています。Nordアカウントの「利用可能なプラン」から、希望する期間・プランを選んで支払いを完了する流れです。すでにサブスクリプションが有効な場合、購入すると現在のサービスに追加期間が上乗せされます。

出典: NordVPN公式サポート「NordVPNサブスクリプションをより高額のプランにアップグレードする方法」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/39541914225937)。

Q. 固定IPだけを、ベーシックやコンプリートのユーザーが追加できますか?
A. 公式サポートの案内によれば、固定IPは新規契約時のチェックアウト画面にある「オプションのサービスを追加(任意)」から、プランを問わず追加できます。すでに契約中のユーザーも、Nordアカウントの「NordVPN」タブから固定IPを追加購入できると案内されています。固定IPだけが目的であれば、エリートを契約する前に、この追加購入とエリート単体の総額を比較してみることをおすすめします。

出典: NordVPN公式サポート「固定IPアドレスの購入方法」(https://support.nordvpn.com/hc/ja/articles/19484196251921)。

Q. 迷惑電話対策・迷惑SMS対策は、契約している電話番号なら国を問わず使えますか?
A. 確認できませんでした。公式サポートの機能紹介記事・通話保護のトラブルシューティング記事のいずれも、対応OS(iOS・Android)についての説明はありますが、対応する国・地域を明記した記述は見当たりませんでした。

みつき

固定IPだけが目的なら、エリートを契約する前に追加購入との総額を比べてみてください。

3プランの比較|向いている人とVPN以外の機能

(本項目には広告を含みます)

プラン 向いている人 VPN以外の主な機能
ベーシック VPNだけで足りる人、他社セキュリティツールを既に契約している人 ダークウェブモニタリング(メール5件まで)
コンプリート マルウェア対策・パスワード管理・クラウドストレージをまとめたい人 上記に加え、次世代のウイルス対策・広告とトラッカーブロック・迷惑メール/電話/SMS対策・NordPass・1TB NordLocker・ダークウェブモニタリングPro™
エリート 固定IPが必要な人(社内システムのIP登録、海外からの国内サービス利用等) コンプリートの内容に固定IPを追加

3

プラン(ベーシック・コンプリート・エリート)

10台

全プラン共通の同時接続台数

30日間

全プラン共通の返金保証(初回契約のみ)

(詳しい比較の考え方は下記の関連記事も参照してください。)

まとめ

NordVPNのベーシック・コンプリート・エリートは、VPN本体の機能ではなく「VPN以外にどこまでのセキュリティ機能を求めるか」で分かれています。VPNだけで足りるならベーシック、マルウェア対策やパスワード管理・クラウドストレージまでまとめたいならコンプリート、固定IPも必要ならエリート、という順番で、自分が実際に使う機能を基準に選べば、どのプランを選んでも「損をした」とは感じにくくなります。

申し込み前に押さえておきたいのは、次の3点です。

  • 料金ページの月あたり表示は、最初の27か月(2年プランの場合)だけの価格であること。更新後の価格まで見てから契約期間を選ぶ。
  • 割引率は、更新後の価格と比較して算出されていること。他社比較や「定価」との比較ではない。
  • 「一番人気」はNordVPN公式サイトの表示であり、選ぶ基準は実際に使う機能であること。

月あたり表示は最初の27か月だけ

更新後の価格まで見てから契約期間を選びます。

割引率は更新後価格との比較

他社比較や「定価」との比較ではなく、自社の更新後価格との比較です。

「一番人気」は公式サイトの表示

選ぶ基準は、実際に使う機能です。

これらを踏まえたうえで、本記事の「選び方の手順」「具体的な利用場面で見る『損をしない』プラン選び」を確認してから、自分に合ったプランを選んでみてください。

関連記事

自分が実際に使う機能を書き出してから選ぶと、どのプランでも「損をした」とは感じにくくなります。

— モノサシ屋みつき


本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を含みます。