この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます
海外に行くことになって、ネットの準備をしなきゃ、と調べたこと、ありますよね。調べるとVPNとかeSIMとか出てくる。どっちも「海外でネットを使うためのやつ」でしょ、くらいに思って、とりあえずVPNのほうを契約しておく。ところが現地の空港に着いてスマホを開いたら、ネットにつながらない。VPNは入れたのに、なんで。VPNとeSIMを初めて見たときは、私もどっちがどっちだか分からなくなりました。というわけで、まず何を用意すればいいのかから、ざっくり片づけていきます。
はじめまして、モノサシ屋のみつきです。海外に行くとき「VPNとeSIM、結局どっちを用意すればいいの?」という質問をよく見かけます。実はこの2つ、そもそも提供しているものが違うため、単純に優劣を比べられる関係にはありません。この記事では、使い分けを判断するための3つのモノサシ(評価軸)で、VPN(NordVPN・Surfshark・ExpressVPN・Proton VPN・MillenVPN)とeSIM(Saily)の6サービスを並べます。「VPNがあればeSIMは不要」「eSIMがあればVPNは不要」という単純な話ではなく、それぞれ何のためのものかを整理して、必要に応じて併用する考え方を紹介します。
みつき
個人的には「そもそも何を提供しているサービスか」を先に整理すると、比較がぐっと楽になると感じています。
この記事でわかること
評価軸1: そもそも何を提供するサービスか
VPNとeSIMがそれぞれ提供しているものの違いを確認します。
評価軸2: 現地でネットに繋がる回線を用意できるか
渡航先で回線そのものを確保できるかを比べます。
評価軸3: 契約・返金の考え方の違い
継続課金と都度購入、それぞれの返金保証の考え方を見ます。
6
比較するサービス数
3
評価軸の数
2
比べているサービスの種類(VPN・eSIM)
- 1
3つのモノサシを知る
提供するもの・現地回線・契約と返金の3つの評価軸を先に押さえます。
- 2
気になる評価軸を読む
全部読まなくてもOK。気になる軸だけ拾い読みできます。
- 3
結論で使い分け方を選ぶ
早見表と詳細カードから、自分に合う使い分け方を選びます。
評価軸1: そもそも何を提供するサービスか
ここが結論
この評価軸では、優劣ではなく役割で見分けます。

AVPN(既にある回線の上で動く)
- ホテルのWiFiや現地のモバイル回線など、既にある回線に乗せて使う
- 通信を暗号化するのが役割で、回線そのものは提供しない
見方: 回線は別に確保できている人が、その通信を守るためのもの
BeSIM(回線そのものを作る)
- 渡航先の国・地域ごとにデータプランを購入し、現地の通信事業者網に接続する回線を用意する
- 物理SIMの入れ替えは不要
見方: 現地でまずネットにつながる回線がほしい人のためのもの
まずは大前提として、それぞれが提供しているものの違いを押さえておきましょう。
NordVPN
VPN(通信の暗号化)
Surfshark
VPN(通信の暗号化)
ExpressVPN
VPN(通信の暗号化)
Proton VPN
VPN(通信の暗号化)
MillenVPN
VPN(通信の暗号化)
Saily
eSIM(現地データ回線の提供)
NordVPNの場合
NordVPNはVPN(通信を暗号化し、接続先のIPアドレスを別の場所に見せる技術)を提供するサービスです。
料金は2年契約(キャンペーン価格、74%割引+3か月無料)のベーシックプランで月額¥580です。この2年間(27か月)が終わると1年ごとの自動更新に切り替わり、更新価格は年額¥21,960(税抜、月額換算で約¥1,830)と公式サイト・公式法務ページに明記されています(最初から1か月プランで契約した場合の価格は月額¥2,280ですが、これは自動更新される価格とは別のプランの価格です)(出典: nordvpn.com)。サーバー台数は公式サイトに「数千台」との記載のみで、具体的な台数の記載はありません。設置拠点数は225か所とされていますが、国単位の集計かどうかは原文からは判別できません(出典: nordvpn.com)。
Surfsharkの場合
料金は24か月契約(キャンペーン価格、節約85%)のStarterプランで月額¥388です。この初回期間が終わると1年ごとの自動更新に切り替わり、更新価格は年額¥12,133(税抜、月額換算で約¥1,011)と公式の更新料金ページに明記されています(最初から1か月プランで契約した場合の価格は月額¥2,548ですが、これは自動更新される価格とは別のプランの価格です)(出典: surfshark.com)。サーバー台数は4,500台以上、設置国数は100か国です(出典同上)。料金プランはVPN単体ではなくAntivirus等を含むバンドル構成(Starter/One/One+)になっている場合があります。
ExpressVPNの場合
料金は2年4か月契約(キャンペーン価格、最大80%オフ)の基本(Basic)プランで月額$2.99です。公式には「最初の28ヶ月間は83.72ドル(定価419.72ドル)、その後は年間99.95ドルで自動更新」と明記されており、更新後の価格は月額換算で約$8.33です(最初から1か月プランで契約した場合の価格は月額$14.99ですが、これは自動更新される価格とは別のプランの価格です)(出典: expressvpn.com。米ドル建てのため円換算はしていません)。サーバー台数は公式サイトに記載がありません。設置国数は113か国です(出典: expressvpn.com)。
Proton VPNの場合
料金はVPN Plusプランの場合、2年契約(キャンペーン価格、65%OFF)で月額¥439、契約更新後は12か月ごと¥10,488(実質月額¥874)です(出典: protonvpn.com)。サーバー台数は20,798台、設置国数は149か国です(出典: protonvpn.com)。
MillenVPNの場合
料金は2年プラン(キャンペーン価格、初回62%OFF)で月額税込¥396、契約更新後は月額¥950+税です(出典: millenvpn.jp)。サーバー台数は2,000台以上です(出典同上)。設置拠点数は140ヶ所以上とされていますが、国単位の集計の記載はありません。
Sailyの場合
SailyはeSIM(物理カード不要のSIM)によるデータ通信プランを提供するサービスです。上位プラン「Sailyウルトラ」加入者向けの限定特典には「NordVPNによるオンライン保護」という項目が含まれています(Saily全プランには含まれない機能です)(出典: saily.com)。
データプランはプリペイド従量制で、VPN各社のような月額・年額のサブスクリプション区分はありません。例えばアメリカ向けでは1GB/7日間 US$3.99、3GB/30日間 US$8.99、5GB/30日間 US$13.99、10GB/30日間 US$22.99、20GB/30日間 US$36.99、無制限(5GB/日相当、最大1Mbps)/15日間 US$45.99です(出典: saily.com。米ドル建てのため円換算はしていません)。対応地域は200以上の国・地域です(出典: saily.com)。
Sailyには、契約したデータ量を使い切ると自動的にプランを更新する「Auto Top-Up(自動データ追加)」という機能があります(出典: Saily公式サポート「What is Saily Auto Top-Up?」)。割引コードやクレジットを使って一部だけ支払って購入したプランであっても、自動更新される分は定価で課金されると公式サポートに明記されており、意図せず高額な請求を受けるリスクがあります。契約前にこの機能のオン/オフ設定を確認しておくと安心です。
見落としやすい注意点
「VPNがあればeSIMは不要」「eSIMがあればVPNは不要」という単純化はできません。
評価軸2: 現地でネットに繋がる回線を用意できるか
ここが結論
渡航前に一番確認しておきたいのは「そもそも現地でネットに繋がるかどうか」です。

✓/-は優劣ではなく「提供しているものが違う」ことを示す中立記号です(比較表と同じ判定)。
NordVPNの場合
NordVPNは単体では現地の回線を用意できません。ホテルの公衆WiFiや、現地で別途用意したSIM・eSIMなど、何らかの回線に接続したうえで使う前提のサービスです。
Surfshark・ExpressVPN・Proton VPN・MillenVPNの場合
この4社もNordVPNと同様に、ホテルの公衆WiFiや現地で用意した回線に接続したうえで使う前提のサービスで、回線そのものは用意できません。
Sailyの場合
eSIMのデータプランを渡航先の国・地域ごとに購入することで、現地の通信事業者網に接続する回線そのものを用意できます。 現地回線を確保できる 物理SIMの入れ替えは不要ですが、現地到着を検知したとき、または購入から180日が経過したときのいずれか早いほうで自動的に有効化されます。180日は好きなタイミングまで待てる猶予期間ではなく、それまでに自分で有効化しなければ期限到来時点で強制的に有効化(使用期間のカウント開始)される仕組みです。 複数の渡航先がある場合も、1つのeSIMにチャージを追加して対応できます(出典: saily.com)。
物理SIMとeSIMを同時に使えるかという点について、端末がデュアルSIM同時待受(DSDS)に対応していれば、Sailyのデータ通信と並行して、元の携帯番号(物理SIM)への電話の着信も可能です(出典: Saily公式サポート「Can I receive phone calls on my primary number while using Saily eSIM?」)。ただし、その場合は自分が契約している携帯キャリア側で別途データローミング料金が発生することがあります(出典: 同上)。参考として、Airaloもほぼ同様の技術的前提(iPhone 12以降はDSDS対応、iPhone XS/XS Max/XRは同時に1つのSIMのみ有効)を持つとされています(出典: 検索結果集計。第三者情報)。
見落としやすい注意点
VPNは通信を暗号化する仕組みであり、電波が届いていない場所で電波を届かせることはできません。渡航先でまず回線を確保したい場合は、eSIMや現地SIMなど回線そのものを提供するサービスが必要です。
現地の回線をローミングで済ませる場合は、出発前・現地・帰国後の3段階を並べた、海外でローミングの高額請求を避ける設定が参考になります。
評価軸3: 契約・返金の考え方の違い
ここが結論
継続課金が前提のVPNと、都度購入が前提のeSIMでは、返金保証の考え方も異なります。

A継続課金(VPN5社)
- 月額・年額の契約が前提で、自動更新が繰り返される
- 返金保証は契約から30日間(条件はサービスごとに異なる)
見方: 更新後の月額まで含めて比べる
B都度購入(Saily)
- 渡航先・容量・日数のプランをそのつど購入するプリペイド従量制
- 返金は条件付きで、未インストール・未使用の状態が中心
見方: 渡航先・容量・日数ごとの価格で比べる
NordVPNの場合
30日間の返金保証があります。月額・年額の継続課金契約が前提の制度です(出典: nordvpn.com)。
Surfsharkの場合
返金保証は契約から30日間です(出典: surfshark.com)。
ExpressVPNの場合
30日間の返金保証があり、契約後に試せる導線があります(出典: expressvpn.com)。
Proton VPNの場合
有料プランには30日間の返金保証があります。無料のProton Freeであれば、そもそも返金という概念を経ずに試すことができます。(出典: protonvpn.com)
MillenVPNの場合
初回契約のサブスクプランであれば30日間の返金保証が適用されます。ワンタイムプランに加え、再開・更新されたサブスクプランも対象外です(出典: millenvpn.jp・MillenVPN公式サポート)。
Sailyの場合
返金保証は条件付きです。eSIMを未インストール・未アクティベートの状態であれば購入から30日以内に全額返金を請求できます。アクティベート済みでもデータをほとんど消費していない(99%以上未消費)場合は、部分・全額返金の対象となる可能性がありますが、全額・一部いずれになるかはSaily側の裁量によるとされており、相応に使用した後は返金の対象外です。(出典: support.saily.com) 都度購入・条件付き返金 都度購入のデータプランならではの条件になっています。
みつき
VPN5社が30日間の返金保証を掲げるのに対し、Sailyも購入から30日以内という期限はあるものの、「インストール・アクティベートの前か後か」と「データをどれだけ使ったか」で返金の扱いが変わります。同じ30日でも、条件の見方が違う点を確認してみてください。
海外eSIM選びの補足(市場内の比較・対応機種など)
この記事はeSIM側をSaily1社で紹介していますが、実際にはAiralo等の他社もあります。評価軸には加えていませんが(理由は各項目末尾に記載)、比較の参考になる情報をまとめます。

eSIM市場内での価格の参考情報(Airalo)
eSIM比較を扱う第三者サイトによれば、Airaloのアジア向けプランは「7日間で$4.5〜$12程度」、米国向けは「7日間で$10〜$26程度」の価格帯とされています(出典: motimono-list.com「海外eSIM比較」motimono-list.com)。この価格帯は競合サイト(第三者)による集計です。
Airalo公式サイトの米国向けページでは、無制限データプランの価格が明記されています(出典: Airalo公式サイト(米国向けページ))。
| 期間 | データ容量 | 価格 |
|---|---|---|
| 3日間 | 無制限 | ¥1,850 |
| 5日間 | 無制限 | ¥2,950 |
| 7日間 | 無制限 | ¥4,000 |
| 10日間 | 無制限 | ¥5,400 |
| 15日間 | 無制限 | ¥7,300 |
| 30日間 | 無制限 | ¥10,800 |
いずれも米国内はT-Mobile網を利用したプランです。Sailyのアメリカ向けプラン(評価軸1参照、例: 1GB/7日間 US$3.99)は容量制、この表のAiraloのプランは無制限プランであり、そもそも課金の単位が異なります。単純な安い/高いの比較はできず、「容量制のSaily」と「無制限プランもあるAiralo」という商品設計自体の違いとして捉えるのが安全です。
通信速度の参考情報(実測データの紹介、条件差に注意)
個人ブログによる実測データとして、Airaloはモルディブのマレ市内ホテルでダウンロード286.92Mbps、Sailyは2025年12月にインドネシアでダウンロード52.89Mbps(アップロード7.21Mbps、PING 269ms)という報告があります。いずれも通信速度測定アプリ「SPEEDCHECK」を使用した実測とされています(出典: ココナッツログ「AiraloとSailyどっちがいい?」coconut-island.com)。
見落としやすい注意点
この2つの数値は、計測した国(モルディブ/インドネシア)も計測時期も異なるため、同一条件での比較にはなりません。個人ブログの実測であり運営者の第三者性を独立に検証することもできないため、「Sailyの方が遅い」という優劣の結論には使えません。「渡航先でのeSIM速度は、第三者の実測例としてこの程度という報告がある」という参考情報としてお読みください(VPN5社のサーバー数・設置国数のデータとは性質が異なる情報のため、混同しないようご注意ください)。
対応機種・デュアルSIM運用・他の通信手段について
次の項目は、今回の記事では正式な評価軸として扱っていません(理由は各項目末尾に記載)。ただし、今回の追加調査で確認できた一次情報・第三者情報は、判断材料としてまとめます。
- eSIM対応機種・設定手順: 個別の機種名の一覧は端末の発売時期・キャリアによって変わり古くなりやすいため、本文には常時掲載していません。ただし判定条件そのものは一覧より陳腐化しにくく、Airalo公式によれば「端末にeSIM機能があること」「キャリアロック(SIMロック)が解除されていること」が条件とされています(出典: Airalo公式「Device compatibility」)。Saily公式サポートによれば、スマホ・タブレットは幅広く対応する一方、ノートパソコンやモバイルルーターへの対応は限定的とされています(出典: Saily公式サポート「Which devices support eSIMs?」)。
- 決済方法: 第三者のレビュー記事によれば、Sailyはクレジット/デビットカードのほか、Google Pay・Apple Pay・PayPalにも対応しているとされています(出典: cybernews.com「I’ve Tested Saily eSIM」)。
- デュアルSIM運用の可否: Sailyについては、公式サポートで「端末がデュアルSIM同時待受(DSDS)に対応していれば、主回線への着信も可能。ただし自分のキャリア側のデータローミング料金が別途発生する場合がある」という具体的な回答を確認できました(詳しくは評価軸2参照)。他社を含めた評価軸としての優先度は、引き続き今後の検討事項としています。
- ポケットWi-Fi・現地SIMとの比較: 本記事はVPN・eSIMの2択を扱っており、評価軸への正式な追加は範囲外としていますが、価格の参考情報を確認できました。イモトのWiFi公式サイトの比較ページによれば、1人で使うならeSIMが安い傾向(例: 770円/日相当〜)である一方、ポケットWiFiは1台で最大5台まで同時接続できるため、複数人・複数端末で同時に使う場合は1人あたりの負担がポケットWiFiの方が下がることがあるとされています(出典: イモトのWiFi公式「海外ネット接続徹底比較」)。この比較記事はポケットWiFi事業者自身が運営しているため、eSIM側の記述はポジショントークの可能性がある点にご留意ください(ポケットWiFi側の料金自体は同社の一次情報です)。
何人・何台で使う予定ですか?
同じ渡航でも、人数・端末数によって1人あたりの負担が変わることがあります。
eSIMが安い傾向です(比較ページの例: 770円/日相当〜)。
1台で最大5台まで同時接続できるポケットWiFiの方が、1人あたりの負担が下がることがあります。
海外での通信トラブル対策
渡航前の準備チェック
出発前に確認しておきたいこと
- お使いの端末がeSIMに対応していて、キャリアロック(SIMロック)が解除されているかを契約前に見ておく
- Sailyは「現地到着を検知したとき、または購入から180日が経過したときのいずれか早いほうで自動的に有効化される」仕組みです(評価軸2参照)。出発前にインストールだけ済ませ、有効化のタイミングを把握しておく
- eSIMのインストールにはネットワーク環境が必要な場合があるため、Wi-Fiのある出発前に済ませておくと安心です
- VPNを使う場合は、渡航先でも接続できるサーバーがあるか、契約前に確認しておく
現地でつながらないときの対処
現地でeSIM・VPNがうまく繋がらないときの一般的な確認順序です。

STEP1: 機内モードのオン/オフを試す
端末が現地の通信網を掴み直すきっかけになります。
STEP2: 回線(SIM)の選択設定を確認する
eSIMプロファイルが有効になっているか、通話・データ通信の回線が正しく選択されているかを端末設定で確認します。
STEP3: 解決しなければ契約先のサポートへ
改善しない場合は、契約しているサービスの公式サポート窓口に問い合わせるのが確実です。
比較表
料金で比較
「長期契約時の月額」「月払い・更新後の月額」「倍率」は各社公式サイト・公式法務ページ表示に基づきます(出典は各社の項目本文を参照)。契約期間は社によって異なり(2年・24か月・2年+4か月など)、各セルに括弧書きで記載しています。NordVPN・Surfsharkの「月払い・更新後の月額」は1か月プランの価格ではなく、初回期間終了後に切り替わる1年ごとの自動更新価格(年額の月額換算。いずれも公式サイトに税抜と明記)です。Proton VPNの更新後価格は12か月ごとの更新(実質月額)で、更新の単位が他社と異なります。ExpressVPN・Sailyは米ドル建てのため円換算していません(日本の消費税の枠組みとは前提が異なります)。なお、ExpressVPNの表示価格自体は税抜きです(公式サイトに「Sales tax applied at checkout where applicable」と明記。出典: expressvpn.com)。MillenVPNの倍率(約2.4倍)は、税込表示の¥396と税別表示の¥950+税をそのまま比較した概算値です(消費税率を仮定した換算は行っていません)。Sailyはプリペイド従量制のため長期契約・更新という区分自体がありません(詳しい料金体系は下の「機能で比較」の表・本文をご覧ください)。
| サービス | 長期契約時の月額 | 月払い・更新後の月額 | 倍率 | 返金保証の考え方 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| NordVPN | ¥580(2年) | ¥1,830(1年ごとの自動更新、年額¥21,960換算、税抜) | 約3.2倍 | 30日間返金保証 | 公式サイトを見る |
| Surfshark | ¥388(24か月) | ¥1,011(1年ごとの自動更新、年額¥12,133換算、税抜) | 約2.6倍 | 30日間返金保証 | 公式サイトを見る |
| ExpressVPN | $2.99(2年+4か月) | $8.33(年額$99.95で自動更新、月額換算) | 約2.8倍 | 30日間返金保証、契約後に試せる導線あり | 公式サイトを見る |
| Proton VPN | ¥439(24か月) | 実質¥874(12か月ごと更新) | 約2.0倍 | 有料プランは30日間返金保証、無料プランあり | 公式サイトを見る |
| MillenVPN | ¥396(2年) | ¥950+税(更新後、共通) | 約2.4倍 | 初回契約のサブスクプランのみ30日間返金保証(ワンタイム・再開/更新は対象外) | 公式サイトを見る |
| Saily | プリペイド従量制のため該当なし(例: 1GB/7日間 US$3.99〜) | 条件付き30日間返金保証(未使用時が中心) | 公式サイトを見る | ||
NordVPN
- 長期契約時の月額
- ¥580(2年)
- 月払い・更新後の月額
- ¥1,830(1年ごとの自動更新、年額¥21,960換算、税抜、約3.2倍)
- 返金保証の考え方
- 30日間返金保証
Surfshark
- 長期契約時の月額
- ¥388(24か月)
- 月払い・更新後の月額
- ¥1,011(1年ごとの自動更新、年額¥12,133換算、税抜、約2.6倍)
- 返金保証の考え方
- 30日間返金保証
ExpressVPN
- 長期契約時の月額
- $2.99(2年+4か月)
- 月払い・更新後の月額
- $8.33(年額$99.95で自動更新、月額換算、約2.8倍)
- 返金保証の考え方
- 30日間返金保証、契約後に試せる導線あり
Proton VPN
- 長期契約時の月額
- ¥439(24か月)
- 月払い・更新後の月額
- 実質¥874(12か月ごと更新、約2.0倍)
- 返金保証の考え方
- 有料プランは30日間返金保証、無料プランあり
MillenVPN
- 長期契約時の月額
- ¥396(2年)
- 月払い・更新後の月額
- ¥950+税(更新後、共通、約2.4倍)
- 返金保証の考え方
- 初回契約のサブスクプランのみ30日間返金保証(ワンタイム・再開/更新は対象外)
機能で比較
記号の見方: 「現地回線の確保」列は✓=現地の回線そのものを単体で確保できる/-=単体では確保できない(何らかの回線への接続が前提)。優劣ではなく、提供しているものの違いを示す中立記号です。掲載順・評価は、提携の有無によって変えていません。
| サービス | 提供するもの | 現地回線の確保 | サーバー数(設置国数) | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| NordVPN | VPN(通信の暗号化) | 確保できない: できない(既存回線が前提) | 台数は公式に記載を確認できず(225拠点) | 公式サイトを見る |
| Surfshark | VPN(通信の暗号化) | 確保できない: できない(既存回線が前提) | 4,500台以上(100か国) | 公式サイトを見る |
| ExpressVPN | VPN(通信の暗号化) | 確保できない: できない(既存回線が前提) | 台数は公式に記載を確認できず(113か国) | 公式サイトを見る |
| Proton VPN | VPN(通信の暗号化) | 確保できない: できない(既存回線が前提) | 20,798台(149か国) | 公式サイトを見る |
| MillenVPN | VPN(通信の暗号化) | 確保できない: できない(既存回線が前提) | 2,000台以上(140拠点、国数は公式に記載を確認できず) | 公式サイトを見る |
| Saily | eSIM(現地データ回線の提供) | 確保できる: できる(渡航先ごとのプランを購入) | 該当なし(プリペイド従量制、対応地域200以上の国・地域) | 公式サイトを見る |
MillenVPN
- 提供するもの
- VPN(通信の暗号化)
- 現地回線の確保
- できない(既存回線が前提)
- サーバー数(設置国数)
- 2,000台以上(140拠点、国数は公式に記載を確認できず)
Saily
- 提供するもの
- eSIM(現地データ回線の提供)
- 現地回線の確保
- できる(渡航先ごとのプランを購入)
- サーバー数(設置国数)
- 該当なし(プリペイド従量制、対応地域200以上の国・地域)
公式サイトでの記載箇所
本文中で解説した内容のうち、実際の公式ページで確認できる箇所を紹介します。
みつき
迷ったら、まず「回線を確保したいのか」「既にある回線を守りたいのか」から考えてみてください。
結論|現地の回線ならSailyのeSIM、通信の暗号化ならVPN。目的で選ぶ
結論だけ先に知りたい人へ(早見表)
- 渡航先でまずネットに繋がる回線を確保したい、複数国を周遊する予定があるなら → Saily
- 複数の海外サーバーから接続先を選びたいなら → NordVPN
- 複数端末をまとめて安全に接続したいなら → Surfshark
- プランに応じて同時接続台数を選びたいなら → ExpressVPN
- まず無料でVPNを試してから使いたいなら → Proton VPN
- 日本語のサイトで手続きを完結したいなら → MillenVPN

渡航先でまずネットに繋がる回線を確保したい、複数国を周遊する予定があるなら
Saily
現地回線を確保できる
eSIMで現地の通信事業者網に接続する回線を用意でき、1つのeSIMにチャージを追加して複数渡航先にも対応できます。
複数端末をまとめて安全に接続したいなら
Surfshark
同時接続台数無制限(公式発表)
公式発表では同時接続台数の上限を設けていないとされており、複数端末をまとめて保護しやすいVPNです。
まとめ
VPNとeSIMは「どちらか一方を選ぶ」ものではなく、そもそも提供しているものが違います。eSIMで現地の回線を確保し、その回線の上でVPNを使って通信を保護する、という組み合わせで考えると迷いにくくなります。今回の3つのモノサシ(提供するものの違い・現地回線を確保できるか・返金保証の考え方)を手元に、渡航スタイルに合わせて選んでみてください。

STEP1: eSIMで現地の回線を確保する
例: Sailyで渡航先のデータプランを購入し、現地の通信事業者網に接続する回線を用意します。
STEP2: その回線の上でVPNを使い通信を保護する
例: NordVPN等で通信を暗号化します。VPNは回線を用意する仕組みではなく、既にある回線の上で動く仕組みです。
渡航前にチェックしたいこと
- 現地でネットに繋がる回線があるかを先に確認する
- VPNは回線を暗号化する仕組みで、回線そのものは用意できないと理解しておく
- 返金保証の適用条件(継続課金か都度購入か)を確認する
eSIMを選ぶ前に、手元のスマホが対応しているかは、スマホがeSIMに対応しているかを3つの手順で確かめる記事で見られます。
よくある質問|VPNとeSIMの併用・元の番号・自動追加・支払い
Q. VPNとeSIM、両方契約する必要がありますか?
A. 片方だけの契約でも問題ありません。そもそも提供しているものが違うため(評価軸1参照)、「現地でまずネットに繋がるか」を優先するならeSIM、「既にある回線の安全性」を優先するならVPN、両方を重視するなら組み合わせる、という考え方で選べます。
Q. Sailyを使っている間、自分の元の電話番号に電話はかかってきますか?
A. Saily公式によれば、端末がデュアルSIM同時待受(DSDS)に対応していれば、主回線の電話番号への着信は可能です。ただし、自分が契約している携帯キャリア側でデータローミング料金が別途発生する場合があります。参考としてAiraloも同様の技術的前提を持つとする第三者情報があります。詳しくは評価軸2をご覧ください。
Q. データを使い切ったら自動で追加されて高額請求されませんか?
A. Sailyには「Auto Top-Up」という、データを使い切ると自動的にプランを更新する機能があります。Saily公式サポートによれば、割引コードやクレジットを使って安く購入した最初のプランと異なり、自動更新分は定価で課金されるとされています。想定外の高額請求を避けたい場合は、契約前にこの機能のオン/オフ設定を確認しておくと安心です。詳しくは評価軸1をご覧ください。
Q. パソコンやモバイルルーターでもSailyのeSIMは使えますか?
A. Saily公式サポートによれば、スマホ・タブレットは幅広く対応する一方、ノートパソコンやモバイルルーターへの対応は限定的とされています。Airalo公式によれば、対応の条件は「端末にeSIM機能があること」「キャリアロックが解除されていること」です。個別の機種名は変わりやすいため、本文には常時掲載していません。詳しくは「対応機種・デュアルSIM運用・他の通信手段について」をご覧ください。
Q. クレジットカードを持っていなくてもSailyは契約できますか?
A. 第三者のレビュー記事によれば、Sailyはクレジット/デビットカードのほか、Google Pay・Apple Pay・PayPalにも対応しているとされています。
Q. eSIMとポケットWiFi、結局どっちが安いですか?
A. 1人で使うならeSIMが安い傾向です(比較ページの例: 770円/日相当〜)。ただしポケットWiFi(例: イモトのWiFi)は1台で最大5台まで同時接続できるため、複数人・複数端末で同時に使う場合は1人あたりの負担がポケットWiFiの方が下がることがあります。この比較記事はポケットWiFi事業者が運営しているため、eSIM側の記述はポジショントークの可能性がある点にご留意ください(ポケットWiFi側の料金自体は同社の一次情報です)。詳しくは「対応機種・デュアルSIM運用・他の通信手段について」をご覧ください。
関連記事
今日もモノサシを片手に、良い比較を。
— モノサシ屋みつき
アフィリエイト広告についての表示
本記事はアフィリエイトプログラム(成果報酬型広告)を利用しています。紹介するサービスへのリンクを経由してお申し込みがあった場合、運営者が対象事業者から報酬を受け取ることがあります。本文中の評価・感想は運営者個人の見解です。料金や仕様は変更されることがあるため、お申し込み前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。



