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中古のThinkPadって、商品名のどこを見れば何が分かるのか、聞かれてすぐ答えられる自信、ありませんか。私はありません。お店の一覧には「X13 Gen2」だの「L580」だの、アルファベットと数字がずらっと並んでいて、どれが新しくてどれが古いのか、見分け方がさっぱりです。商品名の頭の文字と画面の大きさを、まずノートの端に書き並べておきます。
はじめまして、モノサシ屋のみつきです。中古パソコンの店を、保証・返品・電話のあるなしといった公式の条件で並べています。
結論|商品名の3か所を読めば絞れる。店は保証と返品で決める
商品名は、機種名、CPUの型番、外観ランクの3か所を読むと、古さと状態の見当がつきます。店のほうは、ThinkPadの取り扱い量が店によってまったく違います。Be-Stockの専門店は一覧のほぼ全部がThinkPadで、PC WRAP、Qualit、PC nextでは一覧の一部です。保証の長さとお客様都合の返品は店ごとに違うので、機種を絞ったあとで店の条件を並べます。店の全体比較は中古パソコンのショップ比較にまとめています。
商品名は3か所を読む
機種名、CPUの型番、外観ランクです。
取り扱い量は店で大きく違う
専門店は一覧のほぼ全部、ほかの3店は4%から16%です。
店の条件は保証と返品で分かれる
保証は12カ月から最長3年、お客様都合の返品は可と不可に分かれます。
みつき
「X13」と「L13」の違いも分からない私が、商品名を読む係になるんですね。読める文字から拾っていきます。
商品名の読み方|機種名、CPUの数字、外観ランクの3か所
Qualitの一覧にあるThinkPadの商品名を、そのまま分けてみます。「Lenovo ThinkPad X13 Gen2 (Win11x64) 中古 Core i5-2.6GHz(1145G7)/メモリ8GB/SSD256GB/13.3インチ/Wi-Fi6対応 [B:良品] 2021年」という名前です。長い名前ですが、区切りごとに意味があります。
ThinkPad X13 Gen2
機種名です。同じ「X13」にGen1とGen2が並ぶ店もあります(PC WRAPの一覧)。
(Win11x64)
入っているOSの表記です。Windows 10の表記の機種もあります。
Core i5(1145G7)
CPUの型番です。かっこ内の頭の数字「11」が世代を表し、第11世代です。
メモリ8GB/SSD256GB
作業の余裕と保存できる量です。
13.3インチ
画面の大きさです。持ち運びやすさに関わります。
[B:良品]
外観ランクです。キズや使用感の目安になります。
Core iシリーズの型番は、店の一覧の例で見ると世代の違いが分かります。ThinkPad L580のCore i5 8250Uは第8世代、ThinkPad X260のCore i5 6300Uは第6世代、ThinkPad L13 Gen2のCore i5 1135G7は第11世代、ThinkPad X1 Carbon 2023のCore i5 1335Uは第13世代です。型番の頭の数字が世代を表します(6300Uなら6、8250Uなら8、1135G7なら11、1335Uなら13)。
機種名の後ろには、「20F5S50Q00」「20VH0008JP」「21HNS7GA00」のように、20や21で始まる英数字の型番が付く商品もあります。店の一覧や商品ページに載っているもので、同じ機種名でも構成違いを見分けるときに使います。
商品名を読む順番は、次の4つです。
- 1機種名と画面の大きさを見る
- 2CPUの型番の頭の数字で世代を見る
- 3メモリとSSDの数字を見る
- 4外観ランクとOSの表記を見る
「ThinkPad」の文字だけで選ぶ
機種名の次に、CPUの型番の頭の数字で世代を見る
価格の安い順に並べて、上から見る
メモリとSSDの数字、画面の大きさ、外観ランクを並べてから価格を見る
みつき
かっこの中の「1145G7」は暗号に見えていました。頭の「11」が世代と分かると、急に読める名前になりました。
取り扱いの割合|ThinkPadが並ぶ量は、店でまったく違う
同じ「ThinkPadがある店」でも、一覧に占める割合が違います。Be-StockのThinkPad専門店は、取得できた145件のうち144件がThinkPadで、ほぼ全部です。PC WRAPは、在庫のあるノートパソコン280件のうち44件。Qualitは、ノートパソコン一覧354件のうち40件。PC nextは、商品一覧71件のうち3件です。件数は、モノサシ屋で一覧の商品名を数えた値です。
ThinkPadの機種名の幅も、店で違います。Qualitの一覧にはX1 Carbon、X13、X390、E16、L580が出ています。PC WRAPの一覧には、X13 Gen1とGen2、L13、L15 Gen1とGen2、X1 Carbon、P14s、P15が並びます。PC nextは、E590が2点とL13 Gen2の新品が出ているだけです。機種を広く見比べたいなら、一覧の大半がThinkPadの専門店が向きます。
みつき
PC nextの3件という数字は、思ったより少なくて驚きました。専門店と並べると、量の差がよく分かります。
価格と構成の例|1万円台後半から14万円まで
各店の一覧に出ているThinkPadの例を、安い順に並べます。Be-Stock専門店の一覧は、最低が1万8,300円、真ん中が3万5,900円、最高が14万400円でした。真ん中の値は、取得した一覧の全件から計算したものです。
| 店 | 商品名の例 | CPU・メモリ・SSD | 価格 |
|---|---|---|---|
| Be-Stock専門店 | ThinkPad X260(12.5型、Windows 10 Pro) | 第6世代 Core i5/4GB/128GB | 1万8,300円 |
| Qualit | ThinkPad L580(15.6型、Cランク) | 第8世代 Core i5/8GB/256GB | 2万円弱(一覧で期間限定セール表示の商品) |
| Be-Stock専門店 | ThinkPad L13 Gen2(13.3型) | 第11世代 Core i5/8GB/256GB | 3万5,900円 |
| PC WRAP | ThinkPad L13(標準品、Windows 11 Pro) | 第10世代 Core i5/16GB/256GB | 4万4,000円(店の通常価格表示) |
| PC next | ThinkPad E590(テンキー付き) | 第8世代 Core i5/メモリ・SSDは説明文に記載なし | 4万9,800円 |
| Be-Stock専門店 | ThinkPad X1 Carbon 2023(14.0型) | 第13世代 Core i5/16GB/256GB | 14万400円 |
価格は各店の一覧に表示された値段で(PC WRAPのL13は、店が通常価格として表示している値段)、バーの長さは14.04万円を100とした比です。一覧の価格と在庫は入れ替わるため、数字は目安です。QualitのL580は期間限定セール表示の価格のため、約2万円に丸めています。出典: Be-Stock https://www.be-stock.com/shop/note.html / Qualit https://www.yrl-qualit.com/shopbrand/ct01/ / PC WRAP https://www.pcwrap.com/ / PC next https://pcnext.shop/collections/all
3万円台のL13 Gen2と、4万円台前半のL13を並べると、世代かメモリかを選ぶ場面が出てきます。
Be-Stock専門店のL13 Gen2
第11世代
CPUが新しい。メモリは8GB。3万5,900円
VS
PC WRAPのL13
メモリ16GB
メモリが多い。CPUは一世代前。4万4,000円
ブラウザと文書作成が中心なら、先に見るのはメモリです。動画の書き出しなど重い作業が中心なら、世代の新しさも見ます。1万円台後半の例のうち、X260はメモリ4GBとSSD128GBの小さな構成で、OSもWindows 10の表記でした。
みつき
同じL13でも、新しいほうと、メモリが多いほうに分かれるんですね。「どっちが上」と言えなくなって、少し安心しました。
バッテリーとOS|ThinkPadでも、中古は個体ごとに見る
ThinkPadの商品名には、バッテリーの状態もOSの扱いも書かれません。店ごとの書き方を並べます。
バッテリーの容量の基準が書かれている
○Qualit
×PC WRAP
×PC next
△Be-Stock
Officeが最初から入る
○Qualit
△PC WRAP
○PC next
×Be-Stock
バッテリーの△は、Be-Stockが商品ごとの注記に「満充電時バッテリー容量80%以上」などと書く形で、全商品共通の基準ではないという意味です。Officeの△は、PC WRAPがライセンスカードのみで、自分で入れる形という意味です。QualitとPC nextに入るのは、Microsoft OfficeでなくWPS Officeです。
バッテリーは、Qualitが商品ページに、Microsoftの機能で80%以上の充電容量を確認した旨を書いています。Be-Stockは、個体ごとの注記に容量が書かれる商品があります。内蔵バッテリーなのに「バッテリーは付属いたしません」とある商品は、バッテリーの状態が非常に悪化している状態を指すと、表記の説明に書かれています。PC WRAPとPC nextは、容量の数値の基準が書かれていません。PC nextのバッテリーは、メーカー純正品の中古です。バッテリーは、どの店でも保証の対象外として書かれています。

OSは、機種ごとに商品名に書かれます。Be-Stock専門店のX260はWindows 10 Proの表記で、QualitのL580とPC WRAPのL13はWindows 11の表記でした。Windows 10のサポートは終了しています。Windows 10表記の機種は、Windows 11へ上げられるかを先に調べます。手順は、中古パソコンのWindows 11対応に書きました。
みつき
バッテリーは、どの店でも保証の外。商品名の外にある情報なので、ページの注記まで読む係になります。
保証と返品を並べる|専門店も、全メーカー売場と同じ条件
機種を絞ったら、店の条件を並べます。Be-StockのThinkPad専門店は、全メーカーの売場と同じ運営で、規約も共通です。専門店の保証はPCで1年で、全メーカー売場と同じです。
| 店 | 保証 | お客様都合の返品 | 電話の窓口 |
|---|---|---|---|
| Be-Stock(専門店・全メーカー共通) | PCは1年、送料は店の負担。有料の延長は最長3年 | 30日以内の交換。送料はお客様負担。返金とは書かれていない | 電話あり(通常の電話番号) |
| PC WRAP | 最長3年(保証期間は商品により異なる)。期間ごとに範囲が変わる | 到着予定日から7日以内 | 特定商取引法の表記にフリーダイヤルが載る。使い方のサポートはなし |
| Qualit | 12カ月(保証ページの記載)。修理はなく、交換か返金 | できない | 電話なし。メールとフォームのみ |
| PC next | 1年。修理か代替品の提供 | 到着から15日以内(一部商品を除く)。往復送料などはお客様負担 | 購入者向け。フォームで事前に受付 |
保証の外になる点も、先に知っておくと選びやすくなります。PC WRAPの訳あり品は保証がなく、お気楽返品の対象外で、商品番号の1桁目で見分けます。Qualitの訳あり品は12カ月保証の対象外です。外観のキズや使用感は、ランクの説明文で線を決めます。

日数の起点が店ごとに違うので、届いた日からの順番にも並べます。
- 届いた日保証の書類と購入の記録をしまう。日数の起点は店ごとに違う
- 7日以内PC WRAPのお気楽返品(到着予定日から)
- 15日以内PC nextの返金保証(到着から。一部商品を除く)
- 30日以内Be-Stockの交換対応。送料はお客様負担
- 12カ月・1年Qualit・PC next・Be-Stockの保証の期間
- 3年PC WRAPの保証の最長期間(商品により異なる)。期間ごとに対応が変わる
届いたあとの手順は、店が違っても同じです。
- 1外観と動作を見る
- 2OSの表記を見る
- 3バッテリーの持ちを見る
- 4保証の書類をしまう
店ごとの中身は、Qualitの中古PCは大丈夫?向く人と向かない人とPC WRAPの保証と返品の中身に詳しく書きました。予算から店を選ぶなら、中古ノートPCは3万円と5万円で何が変わる?も合わせてどうぞ。
みつき
専門店だから特別、というわけでもないんですね。ThinkPadの数と、店の条件は、別々に見る係になります。
条件別の選び方|返品とThinkPadの2つで、見る店が決まる
ここまでの条件を、2つの質問にまとめます。お客様都合の返品ができないと困るか、ThinkPadを広く見比べたいか。この順に答えると、最初に見る店が決まります。
お客様都合の返品ができないと、困りますか
PC WRAPは7日以内、PC nextは15日以内(一部商品を除く)です。Qualitはできません。
PC WRAPかPC nextから見る
次の質問へ
ThinkPadを広く見比べたいですか
一覧のほぼ全部がThinkPadなのは、Be-Stockの専門店です。
Be-StockのThinkPad専門店から見る
Qualitか、Be-Stockの全メーカーの売り場から見る
店ごとの向き先を、カードにします。
3万円台でThinkPadを広く見比べたい人なら
ThinkPad専門店 Be-Stock
一覧のほぼ全部がThinkPad真ん中が3万円台後半
安い端は1万円台後半からです。PCの保証は1年で、電話の窓口もあります。バッテリーは商品ごとの注記を読み、OSの表記は機種ごとに見ます。
7日以内の返品と、最長3年保証がほしい人なら
PC WRAP
最長3年保証(商品により異なる)7日以内の返品
一覧のThinkPadは44件で、X13、L13、L15、X1 Carbonなどが並びます。使い方の相談は店に任せられないため、設定を自分でできる人に向きます。
お客様都合の返品はできない前提で、安さを取る人なら
Qualit
ThinkPadは40件送料無料
2万円前後の例にThinkPad L580があります。お客様都合の返品はできず、保証は12カ月です。外観はCランクまで許せる人に向きます。
5万円前後で、1年保証と返金保証がほしい人なら
PC next
保証1年15日の返金保証(一部商品を除く)
一覧のThinkPadは3件で、E590が5万円弱からです。お客様都合で返金を受けるときは、往復送料などが自己負担になります。
ThinkPad以外も含めて、電話の窓口と1年保証がほしい人なら
Be-Stock(全メーカー)
PCの保証は1年電話の窓口あり
専門店と同じ運営で、保証と交換対応は共通です。Officeは付かないので、必要なら有料のオプションで選びます。
まとめ
商品名の3か所を読んで機種を絞り、店は保証と返品で選ぶ
機種名、CPUの型番の頭の数字、外観ランクを読むと、古さと状態の見当がつきます。ThinkPadを広く見比べるなら一覧のほぼ全部がThinkPadのBe-Stock専門店、返品を取るならPC WRAPやPC next、長い保証を取るならPC WRAPと、店の条件で順に決めます。
一覧を開いたら、順に見る項目を並べておきます。
ThinkPadの一覧を開いたら、順に見る項目
- 機種名と、CPUの型番の頭の数字(世代)
- メモリとSSDの数字(目安はメモリ8GB、SSD256GB)
- OSの表記がWindows 11か、Windows 10か
- バッテリーの注記と、外観ランクの説明文
- お客様都合の返品の可否と、日数の起点
今日もモノサシを片手に、良い比較を。
— モノサシ屋みつき
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