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中古パソコンを買おうと検索したら、店の名前がずらっと出てきて、どの店がいいかより先に、どこから見ればいいのかが分からなくなったことはありませんか。リースアップ専門、総合中古、再生品、ThinkPad専門と、店の肩書きまで違います。そもそも肩書きで中身が変わるのかも、私はよく分かっていません。肩書きが何種類あるのか、まず指を折って数えてみます。
はじめまして、モノサシ屋のみつきです。中古パソコンの店を、保証・返品・電話のあるなしといった公式の条件で並べています。
先に結論|状況別に3行で選ぶ
迷ったときは、自分の状況から店のタイプを決めます。細かい条件は、このあとの5つの物差しで並べます。
保証の長さと返品の余地がほしい
3年保証を無料で付けると書かれ、返品の期間もあるPC WRAPのような総合中古から見ます。
状態の書き分けと電池の条件を重く見る
ランクごとに電池の容量まで書くQualitのようなリースアップ専門から見ます。
ThinkPadと決めている
機種を絞った店のほうが一覧が探しやすいので、ThinkPad専門店から見ます。
みつき
店の名前を覚えるより先に、自分が何を気にしているのかを決めたほうが早そうです。比べる前に、物差しを並べる作業から始めました。
店のタイプは4つ|リースアップ専門・総合中古・再生品マーケット・ThinkPad専門
中古パソコンの店は、仕入れと売り方で、おおまかに4つに分かれます。ここでは、公式ページに書かれている説明をもとに、店を4つのタイプに置いています。
タイプ1
リースアップ専門
例: Qualit
リース会社から戻ったパソコンを再生して売ります。ランクと状態の書き方が細かい店が多いタイプです。
タイプ2
総合中古
例: PC WRAP・パソコン市場・PC next
台数の幅を持たせて、条件の違う商品を一覧から選ばせるタイプです。仕入れの説明は店ごとに違います。
タイプ3
再生品マーケット
例: バックマーケット
複数の販売店が並ぶ場で、リファービッシュ品を売ります。店というより、売り場の名前です。
タイプ4
ThinkPad専門・メーカー整備品
例: ThinkPad専門店(Be-Stock)
機種を絞る店です。メーカー自身が整備して売る品の条件は、各メーカーのページに書かれます。
リース会社
企業・官公庁で使われたPC
店ごとの仕入れ先
店の売り場
仕入れの道は店ごとに違う
リースアップの意味は、リースアップパソコンとはにまとめています。パソコン市場も、公式ページにリースアップ品を仕入れる旨が書かれています。

物差し1|保証と返品
保証と返品は別の話です。保証は「壊れたら直す」期間、返品は「気に入らなければ返す」期間で、店ごとに両方の長さが違います。
| 店 | 保証 | お客様都合の返品 |
|---|---|---|
| Qualit | 保証ページの記載は12カ月(訳あり品は10日) | 初期不良は10日以内。お客様都合の返品はなし |
| PC WRAP | 3年保証を無料で付帯(期間は商品により異なり、保証が付かない商品もある) | 到着予定日から7日(Officeと訳あり品は対象外) |
| PC next | 1年 | 15日間の返金保証(往復送料と再セットアップ費用は購入者負担) |
| Be-Stock | 1年(有料で最長3年まで延長) | 交換対応30日(送料は購入者負担)。お客様都合の返金は明記なし |
| バックマーケット | 1年の動作保証 | 30日の返金保証 |
| パソコン市場 | 1年(有料で3年) | 30日(往復送料は購入者負担) |
| JUNKWORLD | 30日 | 初期不良以外の返品は不可 |
PC WRAPの保証と返品の期間の長さ(3年保証が付く商品の場合・日数の比)
到着予定日
保証終了(3年)
- 返品ができる最初の期間7日
- 修理に出せる保証の残りの期間1088日

返品の余地を重く見る人は、7日・15日・30日と期間がある店から見ます。長く直してほしい人は、保証の長さと電池などの対象外の項目を、店ごとに読み比べます。保証と返品の詳しい中身は、PC WRAPの評判とQualitの評判で、それぞれ条件を並べています。
みつき
保証の欄と返品の欄を並べると、同じ「1年」でも、別々のことを言っているのが見えました。表にして、はじめて気づけたところです。
物差し2|状態の書き方の細かさ
同じ「中古」でも、状態の書き方は店でだいぶ違います。ランクの数、ランクごとの説明、1台ずつの文章があるかを見ます。
店ごとの状態の書き方
- Qualit: S・A・B・Cのランクにバリュー品と訳あり品。Windowsのランク品は電池容量80%以上のものだけを扱います。
- PC WRAP: 美麗品・特選品・標準品・訳あり品。ランク名の下に外観と動作の説明があります。
- Be-Stock: S・A・B・Cとジャンク。商品ごとに電池の状態などの注記があります。
- PC next: ランクの区分は見当たらず、電池は純正の部品を再利用すると書かれています。
- JUNKWORLD: ランクの定義は書かれていません。
- 遼南: A〜Dのランクで、Aは新品未使用と書かれています。
商品ページに、1台ごとの外観と電池の説明がありますか
ランク名だけの店と、文章まで書く店に分かれます。
届く1台の状態を文章で読んで選べる
ランクの定義を先に読んでから選ぶ
電池の扱いは、店で分かれます。Qualitは、ランク品の電池容量80%以上を条件に書いています。PC WRAPは、電池を保証の対象外としていて、容量の基準は書かれていません。写真と説明のどちらを基準にするかも、店ごとに違います。
物差し3|価格帯と選べる台数
価格帯と台数は、取得した一覧ページを数え直したものです。公式の数字ではなく、日々入れ替わります。ノートパソコンの一覧で、件数・最安・中央値・最高を並べます。
| 店 | ノートの件数 | 最安 | 中央値 | 最高 |
|---|---|---|---|---|
| Qualit(ランクS〜C) | 226件 | 19,800円 | 45,738円 | 196,020円 |
| PC WRAP(訳あり含む) | 280件 | 7,700円 | 46,750円 | 242,000円 |
| PC next | 52件 | 49,800円 | 80,800円 | 128,000円 |
| Be-Stock ThinkPad専門店 | 145件 | 18,300円 | 35,900円 | 140,400円 |
| パソコン市場 | 1,020件 | 9,980円 | 54,540円 | 368,000円 |
| 遼南 | 134件 | 15,700円 | 45,800円 | 150,000円 |
| JUNKWORLD | 販売中1,837点(全体2,416点) | 11,000円 | 39,800円 | 159,800円 |
バックマーケットは、一覧のうち取得できた31件が20,117円〜79,800円で、中央値は38,800円でした。取得できた範囲のため、上限の目安にはできません。
台数が多い店ほど、条件に合う1台に出会いやすい一方、安さだけで選ぶと保証の外の商品に当たることもあります。PC nextは台数が少なく、価格も高めに並びます。そのぶん、返金保証が15日間あり、購入後1年のメールと電話のサポート(フォームで事前に受け付け)が付くと書かれています。
1,837点
表の中で掲載数が最も多い店(JUNKWORLD。販売中の点数)
35,900円
表の中で中央値が最も低い店(Be-Stock ThinkPad専門店)
80,800円
表の中で中央値が最も高い店(PC next)
物差し4|OS・Office・バッテリー
届いたパソコンをすぐ使えるかは、OSとOfficeと電池で決まります。OSは導入済みの商品が中心です(OS無しの商品を並べる店もあります)。違いが出るのはOfficeと電池です。
| 店 | Office | 電池 |
|---|---|---|
| Qualit | WPS Office(Microsoft Officeではない) | ランク品は容量80%以上 |
| PC WRAP | 基本は付属しない。商品により、ライセンスカード同梱や、Microsoft Officeの有料オプションがある | 保証の対象外。容量の基準は書かれていない |
| PC next | WPS Office 2が無料 | 純正部品を再利用。容量の数字は書かれていない |
| Be-Stock | 同梱なし。有料オプション | 商品ごとの注記 |
| バックマーケット | 記載を取得できていない | 公式の品質ページにバッテリー80%以上の記載(スマホ中心) |
届いてすぐ、WordやExcelを使いたいですか
Officeの付き方は、店とオプションで分かれます。
WPSかMicrosoft Officeか、付属かオプションかを商品ページで読む
電池の記載だけ読んで進む
Officeの付き方は、中古パソコンのOffice付きはWPS?で並べています。Windows 11に対応しているかどうかは、中古パソコンのWindows 11対応で整理しています。
「Office付き」の文字だけで選ぶ
WPSかMicrosoft Officeかを商品ページで見て選ぶ
電池はどの店でも同じだと考える
電池の容量が書かれているかを店ごとに見る
物差し5|サポートの窓口
最後は、困ったときの連絡先です。電話があるか、メールだけか、使い方まで聞けるかを並べます。
| 店 | 連絡の手段 | 聞けること |
|---|---|---|
| Qualit | メールとフォームのみ。電話はない | 使い方や設定の技術サポートはなし |
| PC WRAP | 特定商取引法の表記にフリーダイヤルとメールが載る | 使い方のサポートはなし。電話で受け付ける内容は、公式に書かれていない |
| PC next | 購入後1年のメールと電話(フォーム経由) | 有償サポートは1回3,300円(初回は無料) |
| Be-Stock | 電話・メール・問い合わせフォーム | 電話で受け付ける内容は、取得できた範囲では書かれていない |
お手元
連絡
店の窓口
電話・メール
対応
お手元
電話の窓口を条件にする人は、電話・メール・フォームがそろうBe-Stockと、購入後1年の電話窓口(フォームで事前受付)があるPC nextから見ます。PC WRAPは特定商取引法の表記にフリーダイヤルが載りますが、電話で受け付ける内容は公式に書かれていません。使い方まで聞きたい人は、1年のサポートが付くPC nextを見ます。メールで足りる人は、Qualitのように文章で連絡する店も選べます。
みつき
電話番号が載っていることと、使い方を聞けることは、別の話でした。この欄を見落とすと、あとで困りそうです。
結論|物差しを決めてから、店のタイプを選ぶ
保証と返品なら総合中古、状態の細かさならリースアップ専門、機種ならThinkPad専門から見る
5つの物差しのうち、自分が重く見るものを1つ決めると、見る店が2〜3軒に絞れます。
店を決める順番は、次の3つです。物差しを1つに絞ってから店を見ると、迷う時間が短くなります。
- 1重く見る物差しを決める
- 2合うタイプの店を数軒見る
- 3商品ページで条件を読む
商品ページで読む項目は、次のとおりです。保証の長さ、返品の期間、状態の文章、電池とOfficeの記載、連絡の手段の5つです。
店を決める前に見る5つの項目
- 保証の長さと、返品ができる期間
- ランクと、1台ごとの状態の文章
- 台数と価格帯
- Officeと電池の記載
- 電話かメールか、使い方まで聞けるか
ショップ別の詳しい記事へ
ここまで並べた店のうち、条件を公式ページまで読んだ店を、詳しい記事とあわせて並べます。
保証と返品の余地がほしいなら
PC WRAP
3年保証・7日返品
3年保証を無料で付帯すると書かれています(商品により異なります)。特定商取引法の表記にフリーダイヤルが載ります。
ThinkPadと決めているなら
Be-StockのThinkPad専門店
ThinkPad専門・延長保証あり
一覧の大半がThinkPadで、有料の延長保証は最長3年です。
中古と新品を比べたい人は、中古と新品のパソコンを比べるも読んでみてください。リースアップ品の条件は、リースアップパソコンの評判で並べています。2店をじっくり比べたい人は、QualitとPC WRAPの6つの物差しも合わせてどうぞ。
今日もモノサシを片手に、良い比較を。
— モノサシ屋みつき
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