評価軸で比べる比較サイト

モノサシ屋

迷ったら、モノサシを当てよう。

何を基準に選ぶかを先に決めて、評価軸(モノサシ)で比べる

窓辺の机にノートパソコンとデスクランプ、ペン立てが置かれた在宅ワークの作業スペース

在宅ワーク用の中古PCはスペックのどこを見る?メモリ・SSD・CPU世代の読み方

この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます

在宅ワーク用の中古パソコンを見ていると、商品ページに「Core i5」「メモリ」「SSD」と英数字ばかり並んでいて、結局どれを見ればいいのでしょうか。第何世代、というのは、新しいほどいいんでしたっけ。「Celeron」に至っては、読み方からあやしいです。というわけで、まず自分のパソコンの設定画面に「メモリ」と書いてあるか、のぞいてきます。

はじめまして、モノサシ屋のみつきです。中古パソコンの店を、保証・返品・電話のあるなしといった公式の条件で並べています。

結論|商品ページの仕様欄は、Windows 11の最低要件と、使うアプリの要件に照らして読む

在宅ワーク用の中古パソコンは、「良さそうな数字」を探すより、Microsoftが公開しているWindows 11の最低要件と、自分が使うアプリの要件の2枚に、商品ページの仕様欄を照らして選びます。この記事で使うのは、Microsoft公式の4つのページと、各店の公式ページに書かれた仕様欄だけです。公式に書かれていない「これだけあれば十分」という線は、引きません。保証や返品の違いは、QualitとPC WRAPの6つの物差しにまとめています。

OSとCPUの世代

Windows 11に上げられるかどうかは、CPUの世代で分かれます。OS欄の表示とあわせて、最初に見ます。

メモリとSSD

Windows 11の最低要件にも、メモリとストレージの数字があります。アプリの要件は、アプリの公式ページで見ます。

バッテリーと付属品

毎日使うので、バッテリーとACアダプタ、Officeの記載も、仕様欄のそばで見ます。

在宅ワークで見る数字|Windows 11とWeb会議アプリの要件を並べる

Windows 11の最低要件は、Microsoftのページに、メモリ4GB以上、ストレージ64GB以上、TPM 2.0、UEFIとセキュアブート対応、互換性のある64ビットCPUと書かれています。(出典: Microsoft Learn Windows 11のシステム要件) 在宅ワークで使うWeb会議アプリの例として、同じMicrosoftのTeamsの要件を隣に並べます。(出典: Microsoft Learn Teamsクライアントのシステム要件)

項目 Windows 11の最低要件 Teamsの最小要件(Windows)
CPU 互換性のある64ビットプロセッサ。1GHz以上、2コア以上 1.1GHz以上、2コア
メモリ 4GB以上 4.0GB RAM
ストレージ 64GB以上の使用可能なディスク領域 3.0GBの使用可能なディスク領域
そのほか TPM 2.0、UEFI・セキュアブート対応 1024×768以上の解像度
要件を超える場面 (記載なし) 10名以上の大規模会議は2018年以降の4コアプロセッサ。アバターは8GB RAM以上

最低要件は、動かせる条件です。会議の人数や使う機能が増えると、アプリ側が別の数字を挙げます。たとえばTeamsは、アバターの機能にはメモリを増やした要件を、10名以上の会議にはCPUのコアを増やした要件を挙げています。ストレージの下限は、Teamsよりも、Windows 11側の要件のほうが大きい数字です。

Windows 11の最低メモリ

4GB以上

Microsoftのシステム要件

VS

Teamsのアバター機能のメモリ

8GB以上

Teamsのシナリオ別の要件

みつき

表にしてみたら、Windows 11もTeamsも、メモリの最低は同じ数字でした。商品ページの数字は、その最低線の上か下かで読めばいいんですね。

木の机でノートパソコンのビデオ会議画面を開き、紅茶と手帳を添えている様子を真上から見た構図
在宅ワークで使うノートパソコンのイメージ

商品ページの読み順|OS欄、CPU、メモリとSSD、付属品

商品ページの仕様欄は、OS、CPU、メモリとSSD、付属品の順に読みます。1つの項目で引っかかったら、次の項目へ進む前に、そこで止まって要件と見比べます。先頭のOSとCPUで、Windows 11に上げられるかどうかが分かれるからです。

  1. 1

    OS欄

    Windows 10と書かれているか、Windows 11と書かれているかを見ます。

  2. 2

    CPUの世代

    世代名か型番を、MicrosoftのCPU一覧に照らします。

  3. 3

    メモリとSSD

    最低要件と、使うアプリの要件に当てはめます。

  4. 4

    付属品

    ACアダプタとOfficeの有無を見ます。

みつき

いつもは値段とメモリの数字から見てしまうので、OS欄を最初に見る、というだけで、読む順番がだいぶ変わります。

CPUの世代とOS欄|Windows 10のまま売られている機種もある

MicrosoftのCPU一覧では、Core i3・i5・i7・i9は第8世代からの項目が並んでいます。CeleronやPentiumにも、シリーズごとの項目があります。(出典: Microsoft Learn Windows 11でサポートされているIntelプロセッサ) 商品説明に「第8世代 Core i5」のように世代名が書かれていれば、その名前を一覧と見比べられます。型番だけの商品は、型番を検索して世代を調べてから一覧に当てはめます。

OS欄がWindows 10の機種も、商品一覧には並んでいます。Windows 10のサポートの終了日と、Windows 11へ上げられる条件は、Microsoftのサポートページに書かれています。要件にある「互換性のあるプロセッサ」は、上のCPU一覧で確かめます。(出典: Microsoft サポート Windows 10のサポート終了)

  • 2025年10月14日Windows 10のサポートが終了。以降、セキュリティ更新プログラムは提供されない
  • 2027年10月12日まで個人向けの拡張セキュリティ更新(ESU)の期間
  • 無料アップグレードWindows 10 22H2で、最小ハードウェア要件を満たす場合だけ

OS欄に書かれたOS

表示によって、確かめることが変わります。

Windows 11

店の表示どおりに進み、確かめ方は別記事で見る

Windows 10

CPUの世代が一覧にあるかを、先に確かめる

Windows 11と書かれた機種を、自分のパソコンに当てはめて確かめる手順は、中古パソコンのWindows 11対応に書きました。

「Core i5」と書いてあるので、在宅ワークに足りると決める

「Core i5」の世代を、MicrosoftのCPU一覧に照らす

OS欄を見ずに、メモリの数字だけを見る

OS欄がWindows 10か11かを、先に見る

メモリとSSD|各店の代表機種の仕様欄を並べる

メモリとSSDは、商品ページの仕様欄でいちばん数字が目立つ項目です。目立つぶん、最低要件と使うアプリの要件のどちらに当てはめる数字なのかを、先に決めておきます。各店の商品一覧から、仕様欄の書き方が分かる機種を選んで並べました。数字の幅を見るための見本です。

店 機種 OS CPU メモリ SSD
Qualit Lenovo ThinkPad L580 Windows 11 Core i5(8250U) 8GB 256GB
Qualit HP Elite Dragonfly G2 Windows 11 Core i5(1135G7) 16GB 256GB
PC WRAP DYNABOOK SZ/MSB Windows 11 Home Celeron 5205U 8GB 256GB
PC WRAP Lenovo ThinkPad L13 Windows 11 Pro Core i5(10210U) 16GB 256GB
Be-Stock ThinkPad X260 Windows 10 Pro Core i5(6300U) 4GB 128GB
PC next Dell Latitude 7290 店のFAQはWindows 11 第8世代 Core i7 16GB 新品256GB

並べると、メモリもSSDも、機種ごとに幅がありました。メモリとストレージの数字だけを見れば、6機種とも、Windows 11の最低線に届いています。PC nextのLatitude 7290は、SSDが新品と書かれていて、容量のほかに新品かどうかも商品説明に載る店があります。CPUの世代と、Teamsのような使うアプリの要件が上かどうかは、別の数字で決まります。(出典: Qualit公式 中古Windowsノートパソコン一覧、Be-Stock公式 ThinkPad専門店 一覧、PC WRAP公式サイト、PC next公式サイト)

みつき

Celeronの機種が混ざっていて、Core i5と同じ並びで読んでいいのか、やっぱり手が止まりました。MicrosoftのCPU一覧にはCeleronの項目もあるので、世代で照らすところは同じみたいです。

ノートパソコンの横でペンを持ち、スパイラル手帳に書き込んでいる手元
仕様欄の数字をメモに並べて照らす

店ごとの見方|仕様欄の書き方が違う

仕様欄の書き方は、店によって違います。見本の表のように、書かれていない項目が空く店もあります。空いた項目は、店の公式ページに書かれていないものとして、そのまま空欄で読みます。ほかの店も含めて並べたいときは、中古パソコンのショップ比較で、店のタイプごとに見られます。

OSの表示を先に見たい人

Qualit

商品名にOSが並ぶ

一覧の商品名に、OS(Win11x64)、CPU、メモリ、SSDが並びます。ランク品(バリュー品を除く)に付属するのは、Microsoft OfficeではなくWPSオフィスと書かれています。

Qualitの公式サイトを見る

OSの種類まで見比べたい人

PC WRAP

HomeかProか書かれる

OSがHomeかProかが、商品ごとに書かれています。Officeは、基本的には付属していないと公式のご利用ガイドにあります。

PC WRAPの公式サイトを見る

世代名で確かめたい人

PC next

説明文に世代名

商品説明に「第8世代 Core i5」のように世代名が書かれた機種があります。メモリとSSDの容量が説明文にない機種もあるので、載っている範囲を読みます。

PC nextの公式サイトを見る

ThinkPadで探したい人

Be-Stock

ThinkPad専門店あり

ThinkPad専門店と、全メーカーの売場に分かれています。OSは商品ごとに表示され、一覧にはWindows 10 Proの機種もありました。

Be-Stockの公式サイトを見る

ThinkPad専門店を見る

毎日使う前提で|バッテリー、Office、初期設定の記載を見る

在宅ワークは毎日使うので、仕様欄のそばにある記載も見ます。

バッテリー

Qualitは、Windowsのランク品でバッテリー容量80%以上を確認しているとしています。PC WRAPとPC nextの公式ページには、容量の数値基準が書かれていません。4店とも、バッテリーは保証の対象外と書いています。

Office

QualitはWPSオフィス、PC nextはWPS Office 2が付くと書いています。PC WRAPは基本的に付属せず、Be-StockはMicrosoft Office製品が付属する商品はないと書いています。

初期設定

Qualitは初期設定がされておらず、設定代行もありません。PC nextは、初期設定を済ませた状態で発送すると書いています。

Microsoft Officeが付く中古パソコンの探し方は、Office付き中古パソコンに並べています。予算を先に決めて探したいときは、中古ノートPCの予算別の選び方が近い内容です。

みつき

在宅で毎日使うなら、スペックの数字より先に、電池の記載がどこにあるかを探してしまいます。

まとめ

結論

OS、CPUの世代、メモリとSSDの順に、公式の要件へ照らす

Windows 11の最低要件とTeamsの要件を並べ、商品ページの数字を入れていきます。バッテリーとOfficeの記載は、仕様欄のそばで見ます。注文の前に、OS欄を開きます。

今日もモノサシを片手に、良い比較を。

— モノサシ屋みつき

モノサシ屋 みつき

中古パソコンとガジェットの案内役です。保証・返品・電話のあるなしなど、公式の条件を並べて、何で比べるかを決めます。

アフィリエイト広告についての表示

本記事はアフィリエイトプログラム(成果報酬型広告)を利用しています。紹介するサービスへのリンクを経由してお申し込みがあった場合、運営者が対象事業者から報酬を受け取ることがあります。