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夕焼け空の下、夜景の明かりが灯り始めたソウルの市街と、遠くに見えるNソウルタワー

韓国旅行のeSIMの選び方|物理SIM・Wi-Fiレンタルと比較

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韓国に着いて、飛行機を降りて、さあ地図を開こうとしたら、スマホがつながらなかったら、どうしますか。私は、到着ロビーの真ん中で、スマホを持ち上げたり下ろしたりしそうです。そもそも、Wi-Fiを借りるのか、SIMを買うのか、eSIMというのにするのか、日本の携帯のままでいいのか、似たような言葉がぜんぶ同じに見えます。どれも「つながる」を売っているんですよね。たぶん。で、結局どれを選べば、韓国で地図が開けるんでしょう。出発の前にやっておくことがあるらしい、というところまでは聞きました。飛行機に乗る前の気楽なうちに、頭の中だけでも先に片づけてしまいたいです。

結論|韓国の通信は到着前に決める。対応端末ならSailyのeSIM

韓国旅行の通信は、着いてから探さず、到着前に決めておきます。スマホがeSIMに対応していて、携帯会社のロックもかかっていないなら、この記事ではSailyのeSIMをすすめます。理由は3つあります。下のカードに、出典つきで並べます。

アプリだけで完結する

eSIMのダウンロードも、プランの有効化も、Sailyのアプリ経由で行います(出典: Saily消費者利用規約)。SIMカードやルーターを受け取ったり、返したりする手間がありません。

出発前に買える

プランは、目的地に到着した時点、または購入から180日後に、自動で有効化されます(出典: Saily公式サイト)。

小さいプランから無制限まで

韓国向けにも、1GBから無制限プランまで複数のプランがあります(出典: Saily韓国向けプランページ、Saily公式サイト)。

決めることは、次の4つです。どれも、着いてからではなく、家で済みます。

  1. 1方式を選ぶ
  2. 2容量を決める
  3. 3元の番号をどうするか決める
  4. 4いつ入れるか決める

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韓国の通信は4つの選び方。まず全部並べる

韓国で使える手段は、大きく4つに分かれます。eSIM、物理SIM、Wi-Fiレンタル、日本の回線のままのローミングです。違いは、何をどこで受け取るか、そしてスマホのどこにつなぐかにあります。

方式1

eSIM

アプリで入れる

スマホの中に、旅行用の回線を追加します。物を受け取る必要がなく、出発前に家で入れられます。

方式2

物理SIM

カードを差し替える

旅行用のSIMカードを手に入れて、スマホに差し込みます。元のSIMカードを外して、しまっておく場面があります。

方式3

Wi-Fiレンタル

ルーターを借りる

小さなルーターを借りて持ち歩き、スマホはそのルーターにWi-Fiでつなぎます。受け取り、充電、返却が要ります。

方式4

ローミング

日本の回線のまま

ふだんのスマホを、そのまま海外で使います。料金や容量の決まり方は、契約している会社ごとに違います。

ローミングの違いを、2社の案内で見ておきます。ドコモは、海外でスマホ・携帯電話を使うには「WORLD WING」の契約が必要と案内しています(出典: ドコモ「海外でスマホ・携帯電話をつかう」)。楽天モバイルは、韓国を海外ローミングの対象に含めていて、プランに含まれる2GBまでは追加料金がかかりません。超えると通信速度が最大128kbpsに制限され、1GBあたり500円のデータチャージで高速通信に戻せます(出典: 楽天モバイル「楽天モバイルは海外でも2GB無料!追加設定なしでそのまま使える」)。

いちばん減らしたい手間は?

自分の旅の形に近いものを選びます。

荷物と受け取り

eSIM

同行者と1台を共有

Wi-Fiレンタル

設定そのもの

ローミング

eSIM非対応のスマホ

物理SIM

みつき

4つ並べると、全部同じに見えてきます。どれもスマホがつながる点は同じなので、違いは「何を受け取るか」だと思うことにしました。

明るい空港の通路で、スーツケースを引いて歩く旅行者の後ろ姿

決めること1 何GB要るか

Sailyのプランは、容量と期間がセットで、組み合わせごとに価格が違います(出典: Saily公式サイト 韓国向けプランページ)。行き先ごとの容量と価格は、購入の前に画面で見て決めます。プランが並んでいる画面で、どれを選ぶか少し迷いました。

容量は、滞在日数と、いちばん重い使い方の2つで考えると決めやすくなります。使い方は、軽いほうから3つに分けます。

地図・翻訳・メッセージ

文字と地図が中心の使い方です。小さめのプランから考えられます。

写真・SNSの投稿

写真を送る回数が増えるほど、使う量が読みにくくなります。

動画・ビデオ通話

いちばん容量を使いやすい使い方です。無制限プランも選べます。

ローミングで同じことを考えるときは、契約しているプランの枠が基準になります。前の節の楽天モバイルの例では、海外で使える高速データは2GBまでです。

動画やビデオ通話を使う?

日数が決まったら、まずここを考えます。

使う

大きい容量、または無制限プランから選ぶ

使わない

小さい容量のプランから選ぶ

みつき

韓国なら、地図と、メッセージと、食べたものの写真。動画は、ホテルでゆっくり見ることにします。たぶん、それで足ります。

海外でローミングを使うときの請求の出方と、出発前に見直す設定は、海外でローミングの高額請求を避ける設定もあわせてどうぞ。

決めること2 元の番号のSMSと電話をどうするか

韓国にいる間、日本の電話番号宛ての着信やSMSを受けたいのか。ここが、方式を選ぶときの分かれ目になります。

SailyのeSIMは、データ通信用の回線として入れます。iPhoneの案内では、回線の使い道に「Data Only」を選びます(出典: Saily公式サポート「How to install the Saily eSIM on iOS」)。アプリの案内を進めていくと、回線の使い道を選ぶ画面でこの選択肢が出てきて、電話番号はどうなるのかと手が止まりました。

元の回線を生かしたまま使うなら、端末がデュアルSIM同時待受(DSDS)に対応している必要があります。その場合、携帯会社側のデータローミング料金が別に発生する場合があります(出典: Saily公式サポート「Can I receive phone calls on my primary number while using Saily eSIM?」)。元の回線を止めるなら、その番号宛てのSMSは受け取れません。Sailyの案内は、思わぬローミング料金を防ぐために、到着後に主回線を止めることを挙げています(出典: Saily公式サポート「How to activate my Saily eSIM」)。

ローミングなら、番号はそのままです。ただし楽天モバイルの案内では、通話にはRakuten Linkアプリの初期設定を出国前に済ませること、国際SMSは別の料金表で見ることとされています(出典: 前掲の楽天モバイルのページ)。

韓国にいる間、元の番号宛てのSMSや着信を受けたい?

銀行やカードの認証コードも、ここに入ります。

受けたい

DSDS対応の端末で元の回線を生かし、データ通信はSailyにする

受けなくていい

元の回線を止めて、Sailyだけで通信する

出発前に書き出しておくこと

  • SMSで認証コードが届くアプリや口座の名前
  • そのうち、韓国にいる間にログインしそうなもの
  • ログインしそうなら、元の回線を生かす方法を選ぶ

みつき

元の回線を止めるか残すか。出発前の私なら、スマホを握ったまま、しばらく固まりそうです。

決めること3 いつ入れて、いつ切り替えるか

最後は、順番の話です。実際の画面の操作は「初めての海外旅行でeSIMを使う手順」に書きました。ここでは、出発から帰国までのどこで何を済ませるかだけを並べます。

  1. 1

    出発の前に、プランを買う

    方式と容量が決まったら、買います。旅行に出発する前に買っておけます。

  2. 2

    家のWi-Fiで、eSIMを入れる

    インストールには、安定したWi-Fi接続が要ります。空港のロビーより、家のソファのほうが落ち着いて進められます。

  3. 3

    出発前に、データローミングをオンにしておく

    Saily eSIMのプロファイルでデータローミングを有効にするのは、出発前の設定です。

  4. 4

    韓国に着いたら、回線を見る

    プランが有効化されます。データ通信に使っている回線がSailyになっているかを見ます。元の回線の扱いは、前の節で決めたとおりです。

  5. 5

    滞在中は、容量の減り方を気にしておく

    前の節で決めた使い方(地図・写真・動画)に照らして、容量が足りそうかを、ときどき確かめます。足りなそうなら、あとの節のAuto Top-Upの設定を思い出します。

  6. 6

    帰国したら、回線を元に戻す

    止めていた元の回線をオンにして、データ通信に使う回線を日本の回線へ戻します。

VPNとeSIMのどちらが要るかで迷うときは「VPNとeSIMの違いと選び方」が参考になります。アプリでeSIMを入れる前に、Wi-Fiにつながっているかを、画面の隅で二度見しました。

テーブルの上で、スマートフォンの地図アプリを指で操作している手元

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eSIMが向かないとき・つまずきやすいところ

eSIMで進めてよいかは、買う前に2か所で見分けられます。

持っていくのは、スマホかタブレット?

Sailyは、ノートパソコンやモバイルルーターへの対応が限定的とされています(出典: Saily公式サポート「Which devices support eSIMs?」)。

携帯会社のロックがかかっている?

ロックされた端末では、eSIMを使えません(出典: Saily公式サポート「How to check if my device is eSIM compatible」)。

どちらも問題なし

eSIMで進める

どちらかに当てはまる

物理SIM・Wi-Fiレンタル・ローミングから選ぶ

ロックの見方や対応機種の調べ方は、設定手順の記事に画面の場所まで書いています。ここでは、向かない場合の分かれ道だけを置きました。

つまずきやすい点も2つあります。1つは、有効化したプランは一時停止できないことです。もう1つは、データを使い切ると自動でプランを更新するAuto Top-Upで、自動更新の分は定価で課金されることです(出典: Saily公式サポート「What is Saily Auto Top-Up?」)。

旅行の前に設定を見ておく

Auto Top-Upは、使い切ったあとの動きを決める設定です。旅行の前に、オンかオフかを見ておきます。

みつき

eSIMが万能なわけではない、というのを先に知っておくと、選ぶときに肩の力が抜けます。

北村韓屋村の、瓦屋根が連なる伝統的な韓国家屋と遠くのNソウルタワー

手元のスマホがeSIMに対応しているかを確かめる方法は、機種とSIMロックを3つの手順で見る記事が手がかりになります。

4つの方式の比較|eSIM・物理SIM・Wi-Fiレンタル・ローミング

4つの方式と、決めることを、表にします。

方式 手に入れ方 元の番号
eSIM(Saily) アプリで入れる。物の受け取りと返却は要らない DSDS対応の端末なら、元の回線も生かせる
物理SIM SIMカードを手に入れて差し替える 元のSIMカードを外す場面がある
Wi-Fiレンタル ルーターを借りて、返す スマホは元の回線のまま
ローミング 日本の回線のまま。申し込みや設定は会社ごとに違う 番号はそのまま
決めること いつ 決め方
方式 出発の前 減らしたい手間と、スマホの対応で選ぶ
容量 買う前 滞在日数と、いちばん重い使い方で選ぶ
元の番号 出発の前 SMSや着信を受けたいかで選ぶ
入れる日 出発の前、家で 安定したWi-Fiがある場所と時間を選ぶ

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まとめ

eSIMで進めるなら、Sailyのインストールと切り替えの手順は「初めての海外旅行でeSIMを使う手順」へ進んでください。

結論

韓国の通信は、着いてから探さず、家で決めて出発する

eSIMに対応した、ロックのないスマホなら、Sailyを家で入れて出発します。

今日もモノサシを片手に、良い比較を。

— モノサシ屋みつき