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海外のカフェのWi-Fiにつなぐ前に、VPNってやつを入れておいたほうがいい、と聞いたことはありませんか。私はAndroidのスマホを持っているのに、どこから手をつけるのか、ぼんやりしたままです。Google Playで「VPN」と探すと、似た名前のアプリがずらっと並びそうで、開く前から気が重いです。そういえば、設定の中にも「VPN」と書いてある場所があった気がするんですが、あれとアプリで入れるやつは、別物なんでしょうか。で、結局どれから触ればいいの、というのがいちばんの本音です。とにかくコーヒーが冷める前に、どれから押せばいいのかだけ、先に知りたいです。
その前に、どのVPNにするかを決めたい人は、VPNを4つの評価軸で比べた記事が先です。
結論|Androidは公式アプリを入れて、ログインしてタップが手数の少ない入り口
AndroidでVPNを使い始めるなら、Google Playから公式アプリを入れて、ログインして、ボタンをタップする方式が、手数の少ない入り口です。この記事ではNordVPNとMillenVPNの2つを、公式の手順に沿ってAndroidの画面で追います(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」、MillenVPN公式ヘルプ「Androidアプリの使い方」)。
- 1アプリを入れる
- 2ログインする
- 3接続を許可して、つなぐ
- 4つながったかを見る
もうひとつの入り口が手動設定です。NordVPNのIKEv2も、MillenVPN Nativeも、公式の手動手順はstrongSwanというアプリにサーバーや認証情報を入力してVPNのプロフィールを作る形です(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPN(IKEv2/IPSec)に接続する方法」、MillenVPN公式ヘルプ「Android でMillenVPN Nativeを使う方法」)。手入力では大文字小文字の誤りや余計なスペースが入りやすいと公式も書いているので、最初の1回はアプリ方式が向いています(出典: MillenVPN公式ヘルプ「MillenVPN Nativeに接続できない場合の対処方法」)。
Google Playから入れる
NordVPNはGoogle Playのほか、Galaxy Store、Amazon Appstore、公式サイトのAPKでも入れられます。MillenVPNはGoogle Playです。
ログインして、接続
NordVPNはブラウザ経由でNordアカウントにログイン、MillenVPNは契約メールのログイン情報を入れて「接続」です。
初回は許可を返す
NordVPNは初回の接続で接続要求が出て、MillenVPNも接続リクエストの承認が必要な流れです。許可を返すと、つながります。
ここが結論
迷ったらアプリ方式です。項目の名前や場所は機種ごとに少し違うので、見つからないときは設定アプリの検索欄を使います。
先に確かめること:Androidのバージョンと、アプリの入手先
アプリを入れる前に、手元のAndroidが対象かどうかを見ておきます。NordVPNのアプリはAndroid 9以降が対象です。Android 7と8の端末は、公式サイトのサイドロード用アプリ(APK)を入れる形になります(出典: NordVPN公式サポート「NordVPNがサポートするオペレーティングシステムのバージョンは?」)。MillenVPNのアプリはAndroid 8.0以降が対象で、空き容量は50MB以上と案内されています(出典: MillenVPN公式ヘルプ「動作環境について」)。
| 見る項目 | NordVPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| アプリが対象のAndroid | Android 9以降(7と8はAPK) | Android 8.0以降 |
| 入手先 | Google Playストア、Samsung Galaxy Store、Amazon Appstore、公式サイトのAPK | Google Playストア |
| アプリのログイン | ブラウザ経由でNordアカウント | 契約メールのログイン情報 |
| 接続の許可 | 初回は接続要求が出るので「OK」 | 接続リクエストを承認する |
出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」、MillenVPN公式ヘルプ「Androidアプリのインストール」「Androidアプリの使い方」

入手先の使い分けは、持っている端末で決まります。Samsungの端末ならGalaxy Store、AmazonのFireタブレットならAmazon Appstoreも選べますが、ほとんどのAndroidのスマホとタブレットはGoogle Playで足ります(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」)。再インストールの案内では、NordVPNアプリは公式のGoogle Playか公式サイトから直接ダウンロードするよう書かれています(出典: NordVPN公式サポート「NordVPNをAndroidに再インストールする方法」)。
すでに入れてあって、バージョンが気になるときは、設定アプリの検索欄でNordVPNを探して開き、下へスクロールするとバージョンが出ます(出典: NordVPN公式サポート「NordVPNアプリのバージョンを確認する方法」)。
無料をうたうVPNアプリを入れる前の確認は、無料VPNは使ってよいかを見分ける5つの軸が参考になります。
NordVPNをアプリで入れて、つなぐ
NordVPNのアプリ方式は、入れる、ログインする、つなぐの3つで動きます。ログインの手順だけ、少し変わっています。アプリの「ログイン」をタップするとブラウザが開き、Nordアカウントのログインページが出ます。そこでログインしてから「続行」をタップすると、アプリに戻ります(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」)。
- 1Google Playなどで入れる
- 2「ログイン」でブラウザへ
- 3「続行」でアプリに戻る
- 4「接続する」をタップ
- 5接続要求に「OK」
- 6切るときは「停止」→「切断」
みつき
ログインを押したらブラウザが開いて、一瞬「あれ、アプリはどこ行った?」となりました。戻る先が決まっていると知っていれば、慌てずに済みます。
「接続する」をタップすると、アプリが選んだサーバーに自動でつながります。国を選びたいときは、上へスワイプして出てくる国のリストから選ぶか、メイン画面の虫眼鏡アイコンで国や都市を検索します。初回の接続では接続要求が出るので、「OK」をタップしてアプリによるVPN接続を許可します(出典: 同上)。
切るときは「停止」をタップして「切断」を選びます。「停止」のメニューには期間を選んで一時的に止める項目もあります(出典: 同上)。設定の画面には、接続の仕組みを選ぶ「プロトコル」、アプリの起動時や保護されていないネットワークにつないだときに自動で接続する「自動接続」、VPNが切れたときに保護されていない通信を防ぐ「Kill Switch」が並んでいます(出典: 同上)。
NordVPNの申し込みから画面ごとの初期設定までは、NordVPNの申し込みから初期設定までの記事にまとめてあります。
MillenVPNをアプリで入れて、つなぐ
MillenVPNのアプリは、公式サイトから入り口をたどる案内になっています。公式サイトの左上の三本線をタップしてメニューを開き、「アプリダウンロード」から「Android版をダウンロード」をタップすると、Google Playが開きます。そこで「MillenVPN」をインストールします(出典: MillenVPN公式ヘルプ「Androidアプリのインストール」)。
- 1公式サイトの「アプリダウンロード」へ
- 2Playストアで入れる
- 3ユーザー名とパスワードでログイン
- 4「接続」をタップ
- 5接続リクエストを承認
ログインには、契約したときに届くメール「MillenVPNへようこそ」に書いてあるユーザー名とパスワードを使います。アプリのログイン情報はマイページにも載っています(出典: MillenVPN公式ヘルプ「Androidアプリの使い方」)。ここで注意したいのは、マイページにログインするための情報は、アプリにログインするものとは別、という点です(出典: MillenVPN公式ヘルプ「アプリにログインできない場合の対処方法【Android】」)。
みつき
マイページのログイン情報を、そのままアプリに打ち込みそうになって、ボタンの前で手が止まりました。ログインが2種類あるのは、先に知っておきたいところです。
ログインすると「接続」ボタンが出ます。タップすると、デフォルトでは「最速のサーバー」への接続になり、続けて接続リクエストの承認を求められます(出典: 同上)。つながると、接続先のIPアドレスと接続したサーバー名が画面に出て、上部に鍵のマークが付きます(出典: 同上)。
アプリの設定には、起動したときの動きを選ぶ項目があります。「自動的に接続しない」(初期設定)、「最後に接続したサーバーに接続する」、「最速のサーバーに接続する」の3つです。VPNプロトコルはOpenVPN、IKEv2(推奨設定)、WireGuardから選べて、OpenVPNを選んだときにだけ「スクランブル」の設定が出ます(出典: 同上)。
設定アプリのVPN画面と、機種ごとの名前の違い
Androidの設定アプリには、VPNを管理する画面があります。Googleのヘルプでは、設定アプリを開いて「ネットワークとインターネット」の「VPN」をタップする、と書かれています。見つからないときは「VPN」で検索し、それでも見つからなければ、端末のメーカーに問い合わせる流れです(出典: Android ヘルプ「Android でバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)に接続する」)。
設定アプリでVPNの画面を開く
Googleのヘルプが案内している入口です。
そのまま進む
設定アプリの検索欄で「VPN」を探す
それでも見つからないとき
端末のメーカーに問い合わせます。
ここが、Androidで戸惑いやすいところです。メニューや項目の名前は、Androidのバージョンと端末メーカーで少しずつ違います。NordVPNの公式サポートも、そう書いたうえで手順を並べています(出典: NordVPN公式サポート「NordVPNをAndroidに再インストールする方法」)。実際に、公式の手順の中でも、同じ目的の項目が違う名前で書かれています。
| やりたいこと | 公式の手順に出てくる名前 |
|---|---|
| VPNの画面を開く | 「ネットワークとインターネット」→「VPN」(Googleのヘルプ)/「ネットワークとインターネット」→「詳細設定」→「VPN」(MillenVPNのヘルプ) |
| アプリの一覧を開く | 「アプリ」「アプリと通知」「アプリの管理」のどれか |
| キャッシュを消す | 「アプリと通知」を開いて「キャッシュを削除」(MillenVPNのヘルプ) |
| ネットワーク設定を初期化する | 「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothのリセット」または「ネットワーク設定のリセット」 |
出典: Android ヘルプ、NordVPN公式サポート「NordVPNをAndroidに再インストールする方法」「AndroidでVPNに接続できない」、MillenVPN公式ヘルプ「VPN接続が機能しない場合の対処方法【Android】」
みつき
同じ目的なのに名前がいくつもあるのは、混乱しますよね。迷ったら、設定アプリの検索欄に言葉を打つのが、いちばん早い逃げ道です。
GoogleのPixel 7以降とPixel Tabletには、Google VPNというVPNが最初から搭載されていて、追加料金はかからない、というのがGoogleの説明です(出典: Android ヘルプ「Android でバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)に接続する」)。これは別のサービスなので、この記事では扱いません。iPhoneで同じことをしたいときは、iPhoneでVPNを使い始める設定の記事にまとめてあります。
手動で設定する:strongSwanを使う公式の手順
ここからは手動設定です。NordVPNのIKEv2でもMillenVPNでも、公式の手順はstrongSwan VPN Clientというアプリを、Google Play(NordVPNは自社サイトからも)から入れるところから始まります(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPN(IKEv2/IPSec)に接続する方法」、MillenVPN公式ヘルプ「Android でMillenVPN Nativeを使う方法」)。NordVPNには、OpenVPN Connectを使う手動の方法もありますが、公式は設定が複雑なので、Androidに詳しい人向けと書いています(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでのOpenVPNの手動設定」)。
まず、NordVPNの手動設定(IKEv2)の流れです。
- 1
strongSwanを入れる
Google Playか、NordVPNのサイトから直接ダウンロードします。
- 2
証明書を取り込む
NordVPNのIKEv2証明書(root.derファイル)を、strongSwanに取り込みます。
- 3
サーバーを入力する
新しいVPNプロフィールを作る画面を開き、サーバーのホスト名をコピーして「サーバー」欄に貼り付けます。
- 4
認証情報を貼り付ける
Nordアカウントの「NordVPNを手動で設定」で、メールの認証コードを入力します。出てくるサービス認証情報を、コピー&ペーストします。
- 5
保存して、つなぐ
プロフィールを保存して、できたプロフィールをタップします。VPN接続の許可を求められたら「OK」です。
手動接続では、Nordアカウントの「サービス認証情報」を使います(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでのOpenVPNの手動設定」)。許可を求める画面の文言は、端末によって少し違うと公式も書いています(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPN(IKEv2/IPSec)に接続する方法」)。
次に、MillenVPN Nativeの手動設定です。strongSwanで「ADD VPN PROFILE」をタップし、次の項目を入れて「SAVE」をタップします(出典: MillenVPN公式ヘルプ「Android でMillenVPN Nativeを使う方法」)。
| strongSwanの項目 | 入れるもの |
|---|---|
| Server | 接続サーバーのアドレス |
| VPN Type | IKEv2 EAP (Username/Password) |
| Username | ユーザー名 |
| Password(optional) | パスワード。MillenVPNアプリのパスワードとは異なります |
| Profile name(optional) | 好きな名前(例:VPN) |
出典: MillenVPN公式ヘルプ「Android でMillenVPN Nativeを使う方法」
保存したら、作ったプロフィールから接続し、確認の画面で「OK」、続けて「許可」をタップします。マイページでダウンロードした設定プロファイルを、strongSwanの「Import VPN profile」から取り込む方法もあり、「Connected」と出れば完了です(出典: MillenVPN公式ヘルプ「Android 設定プロファイルを使ったMillenVPN Nativeの接続方法」)。手入力の場合は、コピー&ペーストにすると入力のミスを避けられます。「MillenVPN Native」と「MillenVPN Native OpenConnect」のアドレスの取り違えが多いとも公式が書いています(出典: MillenVPN公式ヘルプ「MillenVPN Nativeに接続できない場合の対処方法」)。
つながったかを確かめる
つなげたつもりでも、本当につながっているかは、画面のどこかで確かめたいところです。Androidでは、VPNに接続すると、VPNのアイコンが表示されます(出典: Android ヘルプ「Android でバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)に接続する」)。アプリの画面と合わせて、次の3点を見ます。
VPNのアイコン
接続すると、Android側にVPNのアイコンが出ます。アプリの画面と合わせて見ます。
IPアドレスとサーバー名
MillenVPNのアプリは、つながると接続先のIPアドレスとサーバー名を表示し、上部に鍵のマークを付けます。
サイト側のIPと見比べる
MillenVPNのアプリに出るグローバルIPと、速度テストのページに出るIPが同じなら、つながっています。
IPアドレスの見比べは、MillenVPN公式が案内している確認の方法です。アプリの「グローバルIP」と、アクセスしたサイトに出たIPアドレスが同じなら、VPN接続は正常です。最後の「.」より後ろの数字だけ違っていても、つながっている状態だと説明されています(出典: MillenVPN公式ヘルプ「VPN接続が機能しない場合の対処方法【Android】」)。
つながらないとき:公式が並べている順番で試す
つながらないときに、思いつきで設定をいじると、どこを直したのか分からなくなります。NordVPNもMillenVPNも、公式が試す順番を並べているので、その順に1つずつ進めます。NordVPNの公式サポートは、1つの手順を終えるたびにつながるかを試しながら進める形で並べています(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでVPNに接続できない」)。まずNordVPNの順番です。
- 1
別の国を手動で選ぶ
「VPNで接続を保護」のボタンでつないでいた場合は、手動接続で複数の国を試します。
- 2
VPNプロトコルを変える
設定の「プロトコル」を、ほかのものに切り替えます。
- 3
ポスト量子暗号化をオフにする
オフにして試します。
- 4
メッシュネットワークをオフにする
オンにしていた場合に、切ってみます。
- 5
ネットワーク設定をリセットする
Wi-Fiのパスワードなども消えます。
- 6
入れ直して、回線を変える
アンインストールしてNordVPNのウェブサイトから入れ直し、モバイルデータとWi-Fiも切り替えます。
6番目の入れ直しは、NordVPNのウェブサイトから入れ直す手順です(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでVPNに接続できない」)。アンインストールは、設定アプリの「アプリ」からNordVPNを選び、下のごみ箱をタップします(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでVPNに接続できない」)。
みつき
ネットワーク設定のリセットは、Wi-Fiのパスワードも消えると知って、ちょっと身構えました。海外のカフェでやるなら、パスワードの控えが要ります。
続いてMillenVPNの順番です。最後のほうに、別の接続方法が置かれています。
- アプリを新しい版に入れ直す
- ログアウトして、再ログインする
- VPNプロトコルを変える(WireGuard、OpenVPNの順)
- AndroidのVPN設定を初期化する
- アプリのキャッシュ削除と、端末の再起動
- MillenVPN Nativeなど別の接続方法を試す
プロトコルを変えるときは、WireGuard、OpenVPNの順に試し、OpenVPNのときは「スクランブル」をオンにします。VPN設定の初期化は、Androidの設定で「ネットワークとインターネット」の「詳細設定」から「VPN」を開き、MillenVPNの右側の歯車マークをタップして「VPNを削除」を選びます。そのあとMillenVPNを開いて接続ボタンをタップすると、アプリがVPNの構成をやり直します(出典: MillenVPN公式ヘルプ「VPN接続が機能しない場合の対処方法【Android】」)。
再ログインには、注意があります。一部のGoogle Pixel端末で、ログアウトのボタンが押せない不具合が確認されていて、押せないときは再ログイン以外の対処を試す、という扱いです(出典: 同上)。ログインそのものが通らないときは、「Too many failed attempts」というエラーなら30分ほど置いてから再度試します。お使いの環境のIPがブロックされている場合は、ルーターの再起動か、別のネットワークからの接続を試します(出典: MillenVPN公式ヘルプ「アプリにログインできない場合の対処方法【Android】」)。
症状ごとの切り分けは、VPNがつながらないときの対処の記事にもまとめてあります。
切れたときに丸見えにならない設定:常時接続とキルスイッチ
VPNが切れたことに気づかないまま、そのまま通信を続けてしまうと、困ります。Androidには、これを防ぐ入り口が2つあります。Androidの設定画面にある「常時接続 VPN」と、各アプリの中のキルスイッチです。
AAndroidの設定画面の「常時接続 VPN」
- VPNの設定アイコンをタップして、「常時接続 VPN」をオンまたはオフにする
- 常時接続が止まると、通知が届き、再接続するまで表示される
- 通知を消すには、そのVPNの常時接続をオフにする
向いているのは、Googleのヘルプが案内する、設定画面の追加アイコンから情報を入力して追加する方式でVPNを使う人
Bアプリの中の設定
- NordVPNは「Kill Switch」と「自動接続」がある
- MillenVPNは「Androidキルスイッチ」と、起動時の動きを選ぶ3つの項目がある
- アプリでVPNを設定している場合、設定画面に常時接続のオプションは出ない
向いているのは、アプリでつなぐ人
出典は、Android ヘルプ「Android でバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)に接続する」と、NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」、MillenVPN公式ヘルプ「Androidアプリの使い方」です。Androidの設定画面のほうは、アプリから設定したVPNには常時接続のオプションがない、と公式に書かれているので、アプリでつなぐ人はBの設定を見ます。NordVPN・MillenVPNの公式の手動手順はstrongSwanアプリ経由で、Aの設定画面から追加する方式とは別です。MillenVPNのキルスイッチは、有効にするとVPNの接続が切れたときに、本物のIPアドレスで通信するのを防ぎます。
注意点|アカウント複数設定、手動設定のパスワード、ネットワーク設定のリセット
アプリ方式でも、手動設定でも、最初に押さえておきたい点をまとめます。
見落としやすい注意点
1台の端末に複数のユーザーアカウントを設定している場合、VPNサーバーが正しく接続できないため、NordVPNアプリを同時に使えないとされています(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでNordVPNを設定する方法」)。

ひとつめは、アプリの入手先です。NordVPNは公式のストアか公式サイトから入れます。MillenVPNは公式サイトからGoogle Playへ進みます。公式が案内している入口はこの2つです。
ふたつめは、手動設定のパスワードです。MillenVPN NativeでstrongSwanに入れるパスワードは、MillenVPNアプリのものとは異なります。NordVPNの手動接続では、アプリのログインとは別に、Nordアカウントでサービス認証情報を出して使います。
みっつめは、ネットワーク設定のリセットです。保存してあるWi-Fiのネットワークとパスワード、VPN、APNの設定まで消えます(出典: NordVPN公式サポート「AndroidでVPNに接続できない」)。リセットの前に、Wi-Fiのパスワードを控えておきます。
2つを並べて、Android向けにまとめる
ここまでの内容を、2つのサービスで並べます。どちらも、Androidのアプリ方式と手動設定の両方に公式の手順があります。
入手先を選びたいなら
NordVPN
入手先が4通り
Google Play、Galaxy Store、Amazon Appstore、APKのどれかで入れます。ログインはブラウザ経由のNordアカウントです。
メールの情報でログインしたいなら
MillenVPN
Google Playから入れる
Google Playで入れます。ログインは、契約メールに書かれたログイン情報です。
どちらのアプリも、つなぐまでの流れは、ログインして、ボタンをタップして、許可を返す、という同じ形です。2つの違いを料金や機能も含めて見たいときは、VPNの比較記事や、MillenVPNの申し込みから初期設定までの記事が役に立ちます。
まとめ
AndroidでVPNを使い始めるなら、Google Playから公式アプリを入れて、ログインして、接続を許可してつなぐ方式が入り口です。つながらないときは、公式が並べた順番で1つずつ試します。
— モノサシ屋みつき
今日もモノサシを片手に、良い比較を。
