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迷ったら、モノサシを当てよう。

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ノートパソコンの横に付箋とスパイラルノート、メガネを置いた白い机の上

中古パソコンを買う前のチェック|商品ページで見る6つの欄とリースアップ品の見分け方

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中古パソコンの商品ページって、開いた瞬間に文字が多すぎませんか。「Sランク」「Core i5」「保証期間」「付属品」と並んでいて、で、結局どこを見れば当たりか分かるんでしょう。しかも安いものに「リースアップ品」と書いてあったり、書いていなかったり。書いていない店のは違うんですか、それとも書き忘れですか。画面の前で一番上から順に読み始めて、半分で目が滑りました。全部読むのはあきらめて、見るところだけ先に決めてしまいます。

はじめまして、モノサシ屋のみつきです。中古パソコンの店を、保証・返品・電話のあるなしといった公式の条件で並べています。

結論|ランク・電池・OS・付属品・保証・返品の6欄を、この順に見る

中古パソコンの商品ページは、ランク、電池、OSとCPU世代、付属品、保証期間、返品の期限の6つの欄を、この順に見れば足ります。リースアップ品かどうかは、商品名ではなく、店の説明ページに出どころが書かれているかで見分けます。

  1. 1ランク
  2. 2電池
  3. 3OSとCPU世代
  4. 4付属品
  5. 5保証期間
  6. 6返品の期限

この記事で並べる店

Qualit、PC WRAP、Be-Stock、PC nextの4店です。店ごとに、6欄のどこが商品ページに書かれていて、どこが店の説明ページにしか載っていないかが違います。

みつき

欄の数が6つと決まっているだけで、画面の文字の海がずいぶん小さく見えます。迷ったら、この順に指でなぞるつもりで読みます。

リースアップ品の見分け方|出どころの説明が店のページにあるかを見る

リースアップ品は、会社向けにレンタルやリースされていたパソコンが、契約の満了で戻ってきて、再生されて売られているものです。定義の詳しい話はリースアップパソコンとはの記事にまとめています。ここでは、商品ページの上で見分ける方法だけを書きます。

見分けるときに見る場所は、次の3つです。

ランクの説明文

Qualitは、Sランクの説明に「レンタルアップ品」という語を使っています。

店の紹介ページ

企業向けにレンタルしていた商品を販売している、といった出どころの説明が載る店があります。

語が載っていない店

「リース」「レンタル」の語が公式ページに見当たらない店もあります。その店の商品は、出どころが分からない商品として扱います。

4店を、この3つの見方で並べます。

店 出どころの書き方 「リース」「レンタル」の語
Qualit 企業向けにレンタルしていた商品を販売していると書かれている ランクの説明に「レンタルアップ品」とある
PC WRAP 出どころの説明は見当たらない 公式ページに見当たらない
Be-Stock 出どころの説明は見当たらない 公式ページに見当たらない
PC next 大手企業で業務用として数年間使われたパソコンと説明されている 公式ページに見当たらない

PC nextの「大手企業で業務用として数年間」という説明は、出どころの説明ではあっても、リースやレンタルとは書かれていません。そのため、リースアップ品とは言わずに、法人で使われた中古として読みます。

Qualitの公式サイトを見る

欄1 ランク|文字ではなく、説明ページの傷の書き方を読む

商品ページの商品状態の欄には、Qualitなら商品名に「[C:並品]」のように、ランクの文字が入っています。この文字が指す傷の程度は、店ごとのランクの説明ページに書かれています。

Qualitは、S・A・B・Cの4つに、バリュー品と訳あり品が加わります。Cランクの説明には、画面に起動時には目立たない程度の皮膜剥れやキズがある場合がある、と書かれています。(出典: Qualit公式 商品ランク比較)

PC WRAPは、美麗品・特選品・標準品・訳あり品の4つです。商品番号の一桁目で区分が分かり、3は美麗品、4は特選品、5は標準品、6は訳あり品になります。(出典: PC WRAP公式 よくある質問)

PC WRAPの商品ランク比較表。新品・美麗品・特選品・標準品・訳あり品ごとに外観状態・動作状態・保証が並ぶ
PC WRAPの選び方ガイドの商品ランク比較表。区分ごとに外観・動作・保証が並びます。出典: https://www.pcwrap.com/content/guide

Be-Stockは、総合ランクがS・A・B・Cとジャンクで、画面ランクと動作ランクが別にあります。Sランクは「キズなどがほとんど無い良品で、当店で最高の状態の商品」と書かれています。(出典: Be-Stock公式 表記項目)

PC nextは、ランク制の記載が公式ページに見当たりません。ランクで選べない店なので、商品ページの説明文と写真で状態を読むことになります。

ランクの欄がある店

説明ページ

ランクの文字を、傷の書き方に引き当てて読む

VS

ランクの欄がない店

説明文と写真

商品ページの記述から、状態を自分で読む

みつき

Qualitの商品名にある「並品」を見て、並って普通のことだよね、と流しかけました。説明ページを開いたら、傷の書き方がはっきり段になっていて、Cの並品はBよりも使用感のある側でした。

欄2 電池|「80%以上」の数字が、商品ページか店の説明にあるかを見る

ノートパソコンの電池は、使うほど減る部品です。4店とも、電池や消耗品は保証の対象外と書いています。だから、電池は買う前に商品ページと説明ページで見る項目になります。

そのうえで、電池の数字の書き方は店ごとに違います。

店の説明ページに数字

Qualit

容量80%以上

Windowsのランク品は、バッテリー容量80%以上のものだけです。バリュー品と訳あり品、Apple製品は対象外です。

Qualitの公式サイトを見る

個体ごとの注記に数字

Be-Stock

商品ごとに注記

商品の説明に「満充電時バッテリー容量80%以上」といった注記が入る商品があります。

Be-Stockの公式サイトを見る

電池の容量の数字を探す

数字が書かれている場所が、店ごとに違います。

Qualit

店の説明ページに、80%以上と書かれている

Be-Stock

商品ごとの注記に、数字が入る商品がある

PC WRAP・PC next

容量の数字は、公式ページに見当たらない

Be-Stockの表記項目には、内蔵バッテリーなのに「バッテリーは付属いたしません」とある場合は、バッテリーの状態が非常に悪化している状態を指す、という説明があります。(出典: Be-Stock公式 表記項目) ThinkPadで選びたい人は、同じ運営の売場に、ThinkPad専門店があります。

ThinkPad専門店の公式サイトを見る

PC WRAPは、電池の容量の基準が公式ページに見当たらず、標準品の説明に「バッテリー駆動可能時間が短い場合」とあります。PC nextは、使っているバッテリーはメーカー純正品の中古品(再利用品)と説明され、容量の数字は見当たりません。(出典: PC WRAP公式 選び方ガイド)

欄3 OSとCPU世代|Windows 11に上げられるかを、商品名で見る

Windows 10のサポートは終了しています。Microsoftの公式の案内では、Windows 11へ無料で上げられるのは、最小ハードウェア要件を満たす機種だけです。つまり、中古パソコンは、いま入っているOSの欄と、CPUの世代の欄を見ておくと、数年先まで使いやすくなります。

商品名

Qualitは、商品名に「Win11x64」「Core i5-1.6GHz(8250U)」のように、OSとCPUの型番が並びます。

仕様表

Qualitの仕様表には、OS・CPU・CPU世代の行と、Win11対応の行があります。

OSの行

PC WRAPの仕様表のOSの行には、「Windows 11 Pro 64bit」のように導入済みのOSが書かれています。

Qualitの商品ページの仕様表。OS・CPU・CPU世代・Win11対応の行が並び、Win11対応は対応可と書かれている
Qualitの商品ページの仕様表。OSとCPU世代のほかに、Win11対応の行があります。出典: https://www.yrl-qualit.com/shopdetail/000000013582

同じメーカーの同じシリーズでも、CPUの世代が違えば、Windows 11に対応するかどうかも変わります。そのため、機種名だけでなく、CPUの型番とOSの欄を並べて読みます。

欄4 付属品|Officeの付き方は、店ごとに違う

付属品の欄で、いちばん読み違えやすいのがOfficeです。「Office付き」と書かれていても、中身がWPSという別のソフトの店があるからです。

WPS Office

Qualit

WPSオフィス付き

S〜Cランクと訳あり品にはWPSオフィスが付き、バリュー品には付きません。Microsoft Officeの付属は書かれていません。

ライセンスカード同梱

PC WRAP

自分でインストール

オフィスソフトは基本的には付属せず、提供する場合もライセンスカードの同梱です。インストールと認証は自分で行います。

付属なし

Be-Stock

別売りの選択肢

Microsoft Office製品が付属する商品は、店のよくある質問によるとありません。商品ページに有料の選択肢があります。

WPS Office 2

PC next

無料で搭載

WPS Office 2を無料で搭載していると、よくある質問に書かれています。

PC WRAPの商品ページの追加オプション欄。オフィスソフトとモニターをそれぞれ選ぶ項目が並ぶ
PC WRAPの商品ページの追加オプション欄。オフィスソフトを選ぶ項目があります。出典: https://www.pcwrap.com/item/detail/1391550

みつき

「Office付き」の文字で、仕事で使うあのOfficeが入っていると思い込みかけました。付属品の欄を読み直したら、WPSという別のソフトでした。ここは先に見たい欄です。

欄5と欄6 保証期間と返品の期限|期間の数字を、並べて読む

保証期間と返品の期限は、店ごとに数字も中身も違います。商品ページの保証期間の欄の数字と、店の説明ページの返品の欄を、並べて読みます。

お客様都合の返品と初期不良の期間(日数の比)

到着

15日後

  • PC WRAP。到着予定日から、お客様都合でも返品を受け付ける期間7日
  • Qualit。出荷日から、初期不良として対応する期間(お客様都合の返品は不可)10日
  • PC next。到着から、理由を問わず返金を受け付ける期間15日

Qualitの保証は、保証ページの記載で、引渡日の翌日から12カ月以内の不具合が対象です。お客様都合の返品や契約のキャンセルは、保証の範囲に当たる場合を除いて受け付けていません。(出典: Qualit公式 安心の12カ月保証)

PC WRAPは、商品到着予定日から7日以内なら、お客様都合でも返品を受け付けています。ただし訳あり品は返品の対象外で、Officeソフトも返品できません。(出典: PC WRAP公式 よくある質問)

PC WRAPの公式サイトを見る

PC nextは、到着から15日以内なら、理由を問わず返金を受け付けています(訳あり品などの一部商品を除く)。お客様都合の場合は、往復の送料と再セットアップの費用3,300円(税込)が自己負担です。保証は購入から1年です。(出典: PC next公式 返金ポリシー、PC next公式 保証規約)

PC nextの公式サイトを見る

Be-Stockは、保証がパソコンで1年、交換対応が全商品30日で、交換の送料はお客様の負担です。(出典: Be-Stock公式 保証)

Qualitの商品ページの仕様表。商品状態・付属品・保証期間の3行が並ぶ
Qualitの商品ページの仕様表の一部。商品状態・付属品・保証期間の3行が並びます。出典: https://www.yrl-qualit.com/shopdetail/000000013582

連絡先の欄も、6欄とは別に、保証のときに効いてきます。Qualitは電話対応がなく、メールと問い合わせフォームで連絡します。PC WRAPは、特定商取引法の表記にフリーダイヤルが載っていますが、使い方のサポートは行っていません。Be-Stockは、通常の番号の電話があります。

4店の商品ページを同じ6欄で並べる|どの欄がどこに書かれているか

ここまでを、6つの欄で並べます。内容は、それぞれの公式ページの記載です。

欄 Qualit PC WRAP Be-Stock PC next
ランク S・A・B・C、バリュー品、訳あり品 美麗品・特選品・標準品・訳あり品 S・A・B・Cとジャンク。画面と動作のランクも別にある ランク制の記載が見当たらない
電池 Windowsのランク品は容量80%以上。保証の外 容量の基準が見当たらない。保証の外 商品ごとに「80%以上」などの注記。保証の外 容量の数字は見当たらない。保証の外
OSとCPU世代 商品名と仕様表に並ぶ。Win11対応の行がある 仕様表のOSの行に導入済みのOS 商品ごとに一覧へ表示 Windows 11と説明されている
付属品 WPSオフィス(バリュー品は付かない) ライセンスカード同梱のみ Officeの付属なし。有料の選択肢あり WPS Office 2を無料で搭載
保証期間 12カ月(訳あり品は10日間) 商品ごとに表示。訳あり品は保証なし パソコンは1年 1年
返品の期限 お客様都合は不可。初期不良は10日以内 到着予定日から7日以内(一部対象外) 交換は全商品30日。送料はお客様負担 到着から15日以内。往復送料などが自己負担

店ごとの詳しい中身は、Qualitの中古PCは大丈夫?向く人と向かない人と、PC WRAPの保証と返品の中身にあります。ほかの店とも比べたい人は、中古パソコンのショップ比較で店のタイプごとに並べています。

商品ページの読み方でありがちな2つの見落とし

6欄を見ていても、読み方でつまずきやすいところが2つあります。

ランクの文字だけで、傷の程度を決める

説明ページの傷の書き方まで読んでから決める

「Office付き」の文字だけで、仕事に使えると決める

WPSかMicrosoft Officeかを、付属品の欄で読む

傷はランクの説明で決める

Qualitは外観を理由にした交換・返品が保証の外です。注文の前に、許せる線を決めておきます。

電池は数字のある店で選ぶ

電池で使う時間が大事なら、容量の数字が書かれている店と商品を先に選びます。

まとめ

結論

商品ページは、ランク・電池・OS・付属品・保証・返品の6欄を、この順に見る

リースアップ品かどうかは、ランクの説明文と店の紹介ページに出どころが書かれているかで見分けます。語が載っていない店は、出どころが分からない商品として、ほかの6欄で選びます。

買う前に商品ページで見る6欄

  • ランクの文字と、説明ページの傷の書き方
  • 電池の容量の数字が、商品ページか店の説明にあるか
  • OSの表記と、CPUの世代
  • 付属品のOfficeが、WPSかMicrosoft Officeか
  • 保証期間の数字と、保証から外れるもの
  • 返品の期限と、送料を誰が持つか

今日もモノサシを片手に、良い比較を。

— モノサシ屋みつき

モノサシ屋 みつき

中古パソコンとガジェットの案内役です。保証・返品・電話のあるなしなど、公式の条件を並べて、何で比べるかを決めます。

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